乳がんになる前はいつもくよくよ毎日悩んでいました。
悩む事が癖になっていたようです。
いつもマイナス思考で「どうせ○○だし。自分はダメだ。」と考えるのが当たり前になっていました。
乳がんになってから
考え方が変わってきたのは、周囲の人で乳がんやその他のがんになっていない人が明るくておおらかな人が多いと思ってからです。
100%当てはまるわけではありませんが、今まで接してきてそういう方が多かったと思います。
ある大手電機メーカーで事務のパートをしていた時、同僚の50代過ぎの女性と一緒に仕事をする事になりました。
ものすごく前向きな人で「悪く考える事ができない」人でした。
声も大きく背が高く元気ではつらつとしていました。
友達も多く時々飲み会などにも参加すると言っていました。
駄菓子も大好きで昼休みの食事の後、必ず駄菓子をパクパク食べていました。
一度、何かで相談したことがあります。
その時「あのね、悪く考えるとなんでもそうなんのよ。だから考えない事が一番!なる時はなる、ならない時はならないから。時間の無駄!まず考えるのやめたら?しんどくない?」と笑っていました。
とても明るくとにかく辛い事があっても前向きに考える人だったので尊敬していました。
もう一人は幼なじみのお母さんの小母さんです。
昔からずっとお世話になっていますが、小母さんもいろいろ辛い事がたくさんありました。
年一回の大晦日におばさんの家に母と私で集まって、夜更かしをしながら色々しゃべって年越しするのが恒例で、私は楽しみにしていました。
「辛い事があってもね、こうやってみんなで集まって飲みながら笑って過ごすのが一番いいねんて。一人で悶々とくら〜く閉じこもってたら、そりゃ病気にもなるわ。◯◯ちゃん、物事はなんでも前向きに考えるんやで。絶対悪いように考えたらあかん。おばちゃんだっていろいろあったけどここまでやってこれたんやから。」と教えてくれました。
姉も前向きな人で明るいです。マイペースでとにかく暗い話題が大嫌いです。
たまたま暗いニュースを伝えたら「あのさ〜、そういう話はやめとこう。」とすぐ話を切り替えます。
姉も辛い事があってもポジティブに分析して「こういう事はよくあるしね。」と笑いながら次の楽しい話題にどんどんいきます。
いつも楽しい事を考えていて、暇があれば突然外出して姉の趣味のカメラで風景を撮ったり、街を撮ったりして出歩いています。
「学校の役員でね、カメラ担当にもなって夏も撮影行ったからシミがすごくてさ、でもいいのよ、気にしてないから。」と笑いながら趣味のカメラの話をしています。
「外に出る方がいいよ?太陽に当たるのがいいんだから。」とよく言われます。友達も多い人です。
最後は夫です。
明るいと言うよりも物事を全て前向きにとる人です。
私が辛い事を相談しても「考えるから辛いのよ、考えるのやめてみ、悩まないから。自分は仕事が忙しいから考える暇もない、自然とこうなった。最初は無理だと思うけど意識してごらん、できるようになるから。」と言われました。
「悩まない人」を調べているとがんになっていないなと気がついたので見習おうと思います。
あくまでも個人的な考えですが・・・・。
そんな私でもブログを始めてから、少しずつ悩むことが減りました。
やっと自分の趣味が見つかったなと思って嬉しいです。
これからはできるだけ外に出かけようと思います。