乳がんブログ

ガンを疑ってホクロで病院巡り

癌を治療したばかりの頃あちこちの体の部分が気になる

乳がんの治療を一通り終えた後、しばらく自宅で過ごしていましたが、ふと頭に一つよぎった事から悪い妄想がどんどん広がっていきました。

「身体中のホクロは実は皮膚癌じゃないか?」とか「胃がキリキリしてるのは胃がんではないか?」とか「腰が痛いのは骨のがんではないか?」とか「頬の内側の両方に歯形がついていると皮膚癌になりやすいから癌になっているかも。」と考えたり「親知らずを治療した後、皮膚が盛り上がって硬くなっていると将来がんになりやすいらしいから、もう一度取ってもらった方がいいのではないか?」と考えたり、癌に関してありとあらゆる方向から自分の体を疑うようになっていきました。

そうなると大変です。あちこちの病院に行く羽目になりました。今思えば、自分で追い込んでいたんですけどね。

ホクロが気になる

最初はホクロで行きました。地元の駅前の皮膚科です。先生はどこかの大学卒の先生で50代くらいでした。

ただ、ボランティアで海外にも治療に行かれたりするそうで、信頼感はありました。外科手術には腕がある先生らしく、それを売りにしています。待合室がものすごく混んでいて患者さんがお年寄りの男女の方が多かったので「?」と思いましたが気にせず待っていました。

長い間観察していると、頬や額にガーゼを貼ったお年寄りが結構続きます。「頬に癌があるのかなあ?」と不安で見ていましたがとうとう自分の番に。

よばれて診察室に行くと、先生がすかさず「問診票によると、体の部分のホクロが癌になってるかどうか心配なんですか?」と言うので、「そうです。」と言うと先生は「あのね〜、ホクロって取ってみないとわからんのですよ。(ホクロを近距離で見つめながら)ですので、顔と足のホクロも切開して取って病理検査にかけてから結果が出ますのでいいですか?」と早々と手術の段取りの説明に入りました。

ちょっと待って、どういう事よ。また手術するの?もう懲り懲り!と思って「あの〜、手術って麻酔もかけるんですか?」と聞くと「そうですよ、部分麻酔です」といって手術日を既に一ヶ月後に決められてしまいました。

一ヶ月後に手術

納得いかないまま自宅に戻り「でも、ホクロが癌だったら怖いしどうしよう。取ってもらった方がいいのかな。」と悩んでいたら夫が帰宅したので事情を言うと「別の病院にいってみたら?俺が『大丈夫』って言っても納得しないんだから、気が済むまで別の病院にいって聞けばいいんじゃない?」と言われました。

不安になりながらも検索して信頼できそうな皮膚科を探しました。すると何駅か離れた場所に京都大学医学部を卒業、15年ほど京都大学病院や京都市内の病院で勤務された後開業された先生の皮膚科がありました。「ここなら大丈夫かも!」と思い、遠かったのですが行きました。

その先生はレーザー治療もやっていて、美容やアトピー性皮膚炎にも詳しい先生でした。人気があるようでたくさんの患者さんが来られています。また長い間待合室で待っていると「◯さ〜ん。次どうぞ〜。」と呼ばれて診察室へ。

先生は40代の先生でした。「別の病院で手術でホクロを取らないとわからないと言われたので心配でこられたって事ですね?」と先生がおっしゃったので「はい、そうです。」と答えました。

すると先生は小さいレンズのついた物で私の気にしているホクロを一つ一つ見ていきました。そして「ちなみにこれらのホクロはいつできましたか?」と聞くので「そうですねえ〜、小さい時からすでにありました。顔のホクロは高校生の時です。」と答えました。

すると先生は笑って、「確かにホクロって手術して取らないと癌だとわからない物なんですけどね、それが100%そうかって言うと違うんですよ。」

対称軸

「◯さんのホクロを見てみると、ほら、これなんかちゃんと左右対称線と言う対称軸がありますよ?ホクロの場合は左右対称なんです、こっちのホクロは先生がおっしゃる通りぼやけて薄くなっていますが、ちゃんと左右対称軸がありますし、形も左右対称で大丈夫、こっちのホクロは一見三角形に見えて形が歪に見えますけど、対称軸が存在するので大丈夫ですよ。」と説明してくださいました。

「ありがとうございます、すごく安心しました〜。」と言ってると「ちなみにどこの病院ですか?」と聞かれたので「◯◯皮膚科というところです。」というと「知らないなあ〜。」と一言だけおっしゃっていました。

すごく安心し、急いで前の病院へ手術のキャンセルのために電話をしました。すると、「困るんですよね〜、キャンセル突然にされるのは。でも仕方ないですね、今回だけ了承しますので。」と言われました。そして無事キャンセルできて手術しなくてすみました。

 

  • この記事を書いた人

巣ごもりママ

乳がんになりブログを始めた主婦です。(ASD・ADHD有り) 公立中学から進学した息子の幼い頃〜高校生の現在と大学受験の事が主な内容です。 遊んでいた知育玩具や問題集、夫の趣味(PC)などのせています。

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