我が家では予防接種を受けている家族は一人だけで夫が毎年会社の決まりで秋頃にしています。私と息子は幼稚園までは毎年していましたが小学生のころに私も息子も新型インフルエンザに罹りました。その翌年から予防接種を辞め現在まで一度も感染していませんでした。
ところが夫は毎年予防接種を受けているにもかかわらずよくインフルエンザになります。
1月初旬の朝、夫は39度を超える高熱で病院に行きましたが「来るのが早すぎる、夕方にきて。早すぎたら検査結果に出ないから。」と言われて自宅待機になり、また夕方に病院に行きました。結果はインフルエンザA型でした。
息子が中学生の頃、一時期働いていた時があり、お昼の休憩にみんなで食べていたらインフルエンザの話になりました。「予防注射打たせてる?」と誰かが聞くと、「うちは絶対にさせてないよ。一回打たせたらその年家族みんなインフルエンザに罹って。それから一度も打たせてないけどなってへんよ。」と誰かがいい、「うちもそうやねん、最近打たせてないけど全然かかってないわ。」と言っていました。
そこを辞めて別の場所で働き出した時もインフルエンザの話になった時、「うちは夫だけ会社の決まりで打つ事になってんねんけどさ、なぜかインフルエンザによくかかるねん。私は打たへんけど、一度もかかった事ないねん。不思議やと思わへん?」と言われました。
そして翌週、息子がインフルエンザBにかかりました。
熱は37度5分〜38度程度でそんなに高くはありませんでした。先生から「投与二日目までは息子さんをよく見ていてくださいね。」と抗インフルエンザ薬のイナビルの注意書きの紙をもらいました。「錯乱、異常行動とか幻覚、幻聴あるんだなあ。」とその時は息子ももう高校生ですし大丈夫だろうと気にしていませんでした。
しかし投与1日目から



といいます。
夜も寝言がすごかったようで喋ったりウンウン唸っていたようです。
おかしいなあと思いましたが次の日も



と分析。
怖いと思ってイナビルを調べてみると、やはり「10代、男性、投与二日以内」に集中している事がわかりました。
2010/2011年、2011/2012年の2シーズンにおけるイナビルの有害事象を分析したところ、事故につながったり他人に危害を与えたりする可能性のある異常行動は、男性に多く、10歳代にピークがあり、投与日とその翌日に集中して発現していることなどが示された。
引用元:イナビルの異常行動に関連する副作用、「男性」「10歳代」「投与2日以内」に集中 2012/12/13 友吉由紀子=日経メディカル別冊編集委員:日経メディカル