ダイナースクラブ プレミアムカードとは?突然、一通のメールが届く
ダイナースクラブ プレミアムカードは、ダイナースクラブが提供する最上位クラスのクレジットカードです。高級ホテルでの優待、レストラン特典、空港ラウンジ利用など、ハイグレードなサービスが魅力です。
今回、夫のメールアドレス宛にダイナースクラブ プレミアムカードのインビテーション(招待状)が届きました。

新規入会キャンペーン招待メール
招待状の特典は(2025年度・春)、通常は年会費に加え3万円かかる「メタルカード(ブラック・シルバー)」も実質無料で取得できる「Aコース」の案内付き。さらに、一定期間カード利用でポイントが付与される「Bコース」も選べる内容でした。
なぜダイナースカード未保有でもインビテーション(招待メール)が届いたのか、方法は?
我が家は一枚もダイナースカードを持っていません。夫も「なぜ自分に?」と驚いていましたが、思い当たる点がいくつかあります。
1.マネーフォワード経由で届いたインビテーションメール
インビテーションの送付元は、家計簿アプリ「マネーフォワードME」でした。夫は日頃から、マネーフォワードで銀行口座・証券口座・クレジットカードなどを連携して管理しています。
推測ですが、マネーフォワード上の金融データ(安定した収入・貯蓄・投資・利用履歴など)をもとに、スコアリング審査が行われ、招待の対象となったのではないかと思われます。
また、招待メールは「お知らせを受け取る」設定をしたユーザーのみに配信される仕組みなので、同様にインビテーションを受け取りたい方はメール設定の確認をおすすめします。
2.夫の金融状況(利用している主なサービス)
- 住信SBIネット銀行とSBI証券の利用
- 三井住友銀行の口座とクレジットカードを保有(投資専用で、給与口座は別銀行)
- マネーフォワードに金融資産を連携
これらが、インビテーションの判断基準となった可能性が高いです。
マネーフォワードに対する懸念と我が家のスタンス
マネーフォワードのような資産管理ツールはとても便利ですが、金融情報をどこまで見せるかに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
クレジットカードの明細だけを連携させる方法もありますが、今回のようにインビテーションを受け取るには、ある程度包括的なデータ(預金、証券、利用履歴など)を開示する必要があるかもしれません。
ただ、我が家の場合は少し違いました。
夫は「カードが欲しいからマネーフォワードを使っていた」わけではなく、日々の金融管理に便利だから、そして信頼していたから使っていたのです。その結果として、ある日突然プレミアムカードのインビテーションが届きました。
このように、自己申告制や紹介制度にありがちな「ダメだったらどうしよう」といった気遣いやストレスが一切なく、自然な形で招待を受けられるのが、マネーフォワード経由の最大の利点だと感じています。
ダイナースクラブ プレミアムカードの注目特典とサービス
ダイナースクラブにはたくさんの魅力ある特典がありますが、その中でも私が注目した特典をご紹介します。
1.コンシェルジュサービスの魅力
ダイナースクラブ プレミアムカードの最大の特典の一つが、専属コンシェルジュによる手厚いサポートです。予約代行から特別な手配まで、日常から特別なシーンまで幅広く対応してくれます。
2.レストラン特典:2名利用で1人、6人利用で2人の無料サービス
ダイナースクラブの代表的な特典として有名なのが、レストラン利用での「1名分無料」サービス。2名で利用すると1人分、6名で利用すると2人分が無料になるなど、高級レストラン利用時に大きなメリットがあります。
3.ホテル優待:マリオット・リッツ・カールトンなど高級宿泊施設に対応
プレミアム会員は、マリオットホテルやザ・リッツ・カールトンで以下のような優待が受けられます。
- 部屋のアップグレード(空室状況による)
- 無料の朝食
- レイトチェックアウト(14時まで)
- 会員限定の特別価格プラン
4.ポイント活用:ポイントモールの活用やANAマイルに交換可能など
- ダイナースクラブポイントモール (ふるさと納税サイトや他ショップとの連携)でポイントを貯められる
- ANAマイルと同率交換(上限あり)が可能で、旅行好きにも嬉しい内容
- 一休.comなど人気サービスで自動ダイヤモンド会員化
- 「いつものお店でポイントボーナス」セブンイレブン・ミニストップ・マツモトキヨシ・成城石井・コメダ等指定ショップの利用でポイントがお得にためられる(公式HPの「お知らせ」に掲載)
5.コンパニオンカードも付帯:Mastercard最上位も無料で付与
「ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード」(Mastercardの最上位ステータスである「トラストクラブ ワールドエリートカード」)も無料で利用可能(通常年会費14万3,000円のカードが、追加費用なしで発行可能)。

6.プライオリティ・パスも無料付帯
コンパニオンカードとして発行される「Mastercard® ワールドエリート」には、「プライオリティ・パス」が無料で付帯。海外の出入国時に、羽田・成田・関空など国内の主要空港はもちろん、世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用できます。海外旅行や出張の際に、ラウンジで快適な時間を過ごせます。
7.ダイナースクラブプレミアムラウンジの利用
ダイナースクラブプレミアムカード会員は無料で、プレミアムラウンジ(銀座・大阪梅田)を利用できます。落ち着いた空間で、移動や買い物の合間にゆったりと過ごせるのが魅力です。
8.高級車の購入も対象に?
非公式ながら、マセラティなどの高級車の購入にもダイナースプレミアムが使えるという情報もあり、特典の広がりが注目されています。
その他の特典・サービスについてはダイナースクラブHPをご覧ください。2025年も新たな特典が加わっていました。
メタルカード申込の注意点は?
インビテーション内に記載された特典の「プレミアムメタルカード追加申込書(ブラック・シルバー)」の記載部分は小さく、見逃しやすいです。夫はうっかり申込書を見逃して、メタルカードの申し込みを忘れそうになっていました。
自動送付ではないため、必ず該当部分を確認し、申込書を取得しましょう。

メタルブラックカード
※メタルカードの発行にも、所定の審査が必要です。
我が家のカード利用の内訳
我が家ではカードの使い道は主に以下の通りです。
- 家族の生活費
- 趣味や買い物(少し値のはるものもある時も)
- 国内外の出張時のホテル・交通費(飛行機・新幹線)
- 飲食費(外食)
- 投資信託
倹約して無駄遣いは避けつつ、時にはささやかな贅沢も楽しむという暮らし方をしています。プレミアムカードはまさにこのスタイルにぴったりでした。
ダイナース プレミアムカードのインビテーションを直接受けるために
以下の3点が、カードを保有していなくてもインビテーションを受け取れる可能性を高めるポイントかもしれません。
- マネーフォワードを活用している
- SBIネット銀行・SBI証券を利用している
- マネーフォワードメール設定で「お知らせを受け取る」をONにしている
まとめ:マネーフォワード経由のインビテーションで新しい体験を
今までは「ダイナースクラブカードの利用実績を積んでからプレミアムのインビテーションが届く」や「紹介制」というのが一般的な情報でしたが、マネーフォワードを活用して金融情報を可視化していることで、別ルートでの招待が可能になることを実感しました。
興味がある方は、日頃の金融管理をしっかり行うことで、年収や資産額に関係なく、信頼の積み重ねでインビテーションが届く可能性があります。

自宅に届く
日頃忙しくて、カードの事まで事細かく意識する暇もない方々にとっては、マネーフォワードから自然な流れでダイナースクラブプレミアムカード取得へのルートは合理的で最適な方法だと思います。