術後の投薬治療終了後は1年に一回の定期検診のみ
今日は6年目の乳がん検診の日だね〜
夫が運転する車に乗せてもらい、かかりつけの乳腺外科病院へ行きました。
マンモグラフィーはいつも検査技師さんが行い、超音波検査は先生がしてくれていました。
ところが今回は、新しく女性の超音波検査技師さんが超音波検査をすることになったそうで、診察の順番が少し以前とは変わって戸惑いました。
激痛のマンモグラフィー検査を終えると、いつもと違う診察室に呼ばれて緊張する
私は手術した方の胸をマンモグラフィーの機械で押さえつけられる時、いつも激痛が起こります。
歯を食いしばりながら「早く写真撮って終わって!!」と思いながら我慢し、検査を終えて服を着て気が抜けたようにぼーっとロビーで待っていたら、いつもと違う診察室へ呼ばれました。
あれ?いつもと違う部屋だなあ・・・
いつもと違う診察室に呼ばれたので、「もしかして、何か見つかった?」と思い緊張していると・・・。
新しい超音波検査技師さんが超音波検査を担当
見慣れない検査技師さんが「先生の診察の前にこちらで超音波検査をしますので」と説明があり、病状のことじゃないのかとホッとしました。
前は先生がしてくれたんだけどなぁ、この検査技師さん大丈夫かなぁ?でも、先生が雇ったんだからしっかりしてると思う
自分でなんだかんだと頭の中で今の状態を納得させて、超音波検査を受けました。
検査するときは診察台の上に仰向けになって寝ます。
その超音波検査技師さんはじっくりと検査してくれたのですが、途中でぴたっと検査機器を止めるたびに「え?そこに何か見つけたの?」とビクビクしながら、私も目がひっくり返りそうになるほど瞳を上に向けてモニターを凝視、少しでも技師さんの様子に変化が見られたら即質問しようと待ち構えて見続けていました。
胸から脇の下のところまでゆっくりと見てくださって、両胸の画像を撮って超音波検査は終了しました。
心配のあまり、思わず超音波技師さんに聞いてしまう
あの、どうだったでしょうか?
検査技師さんは先生じゃないので聞いては失礼かなと思ったのですが、やはりここは聞きたくて思わず質問してしまいました。
検査技師さんは笑って、「大丈夫ですよ〜、昨年と変わらないと思います」と教えてくれました。
すみません、聞いてしまって
「気にしないでくださいね、皆さん不安なのでよく聞かれますよ〜、超音波検査が終わりましたので先生が診察されますのでこのままお待ちくださいね」と話されて、検査技師さんは診察室を出て行きました。
先生を待っている間、ふと机の上にある検査結果の用紙を見つけて凝視した
先生が来るのを待っていたのですが、ふと先生の机の上をみると、「2023年4月22日」の日付が書かれてる用紙があることに気がつき、読んでいくと「マンモグラフィー検査結果」、「超音波検査結果」と載っている文字を見つけました。
今日の検査結果じゃない!?どうだったんだろう〜?知りたいっ
自分の検査結果はどう書かれているんだろうととても気になり凝視してみてみました。
高濃度乳房判定結果や、腫瘤についての有無などが書かれていた
すると、高濃度乳房判定結果とあって、「極めて高濃度」と「不均一高濃度」の項目があって不均一高濃度に丸がつけられていました。
え、高濃度って姉と同じタイプだ・・・
実は、私の姉も高濃度タイプで同じ高濃度でも極めて高濃度な方です。
なのでマンモグラフィー検査は10年間していたそうなのですが、病院のはからいで現在は超音波検査のみ毎年検査を受けていると姉から聞いていました。
乳腺が多いと高濃度となりマンモグラフィーでは画像が白っぽくなって写りづらいのでその場合は超音波検査も併用して行うそうです。
あ、私って不均一高濃度乳房なんだ、と今日初めて自分の乳腺のタイプを知りました。
そのほか乳房腫瘤と書いてあり、あるとなしどちらかあるのですが、「あり」に丸がしてあり、「え、しこりあったんだ」とがっかり・・・・。
そして次の項目を読むと、「変化あり」と「変化なし」とあり、「変化なし」にまるがありました。
3分ほど凝視してると先生が診察室へ来られる
3分ほどして、先生が診察室へこられました。
検査の画像結果を見ましたけど、大丈夫ですよ〜
この後先生の触診も終えて、私は不安と緊張が一気にとけたせいか息子が一浪したことを昨年報告したままだったので、今年も自分が無事だったのが嬉しかったせいか思わず笑いながら「先生、息子がやっと大学生になれました、去年は『お母さんが先に合格しましたね〜』と話されていたので先生に伝えたかったんです」と話しました。
昨年は不合格を伝えた息子のその後の事を先生に報告
息子さん合格されたんですね〜!おめでとうございます、どこの大学ですか?
東大です〜
先生は、やっぱりねという確信した顔をしながら(息子が灘高卒だと知っていたので)受かった学部はどこかと聞いてきました。
理科一類です〜、昨年は不合格で家族全員落ち込んで辛かったです
いやいや、一浪で東大合格はすごいですよ?そうですか〜、
じゃあ一人暮らしだし卒業後も東京で就職されるかもしれないからお母さんも寂しいでしょう?
東大、京大だと関東で就職することも多くなると思うからね〜
先生が卒業された高校はどこかわかりませんが、お知り合いを想像して話されている様子でした。
寂しいです〜、でもここ2ヶ月でなんとか慣れました
今年も検査結果がとりあえずは問題なかったので一気に緊張がほどけて診察が終わると、私は朝からご飯も食べていないのでぐったり疲れてしまいました。
この後血液検査を受けて、結果はまた2週間後に聞きに行くことになります。
診察結果が良かったから、血液検査もきっと大丈夫だよ
血液検査の結果が大丈夫かどうか気になるかと聞かれれば、とても不安ですが心配してもしょうがないので今のところは9割大丈夫という気分で過ごすことにしました。
次回の血液検査の結果を聞きに行く際に腫瘤について聞くことにした
腫瘤という言葉がとても気になったので家に帰って調べてみると良性、悪性ともに腫瘤というそうです。
「腫瘤あり」となると心配になります
腫瘤が5年前からあったのか去年できたのか先生は言わなかったのですが、今まで問題ないから必要以上にずっと言わなかったのかなと思いました。
先生が大丈夫って言ってたから、腫瘤は良性だね多分
そりゃそうでしょ、心配しすぎだと思うよ
腫瘤があると知って少し不安ですが、今後はよりしっかり自己検診しておこうと自覚できたので知っておいて大変良かったと思っています。
次の血液検査結果を聞きに行くとき、腫瘤についてどうなのか先生の意見を聞くつもりです。