道後御湯スイート宿泊、Tachibanaで朝夕の料理長厳選食材と技のおもてなし(夕食はグレードアップコース)
Sonが春休みで帰ってくるから、久しぶりに家族旅行したいね♪
息子が大学生になり、東京で一人暮らしをするようになって家族で気軽に旅行がしずらしくなりました。今回春休みで実家に帰省しに来るので「今しかない」と愛媛県のホテルを予約しました。
いつも私達夫婦は「露天風呂付き客室で温泉」を第一希望として宿泊施設を探しています。
今回もそのような露天風呂が客室についているホテルを一休.comで選びました。
道後御湯スイートに宿泊した体験&レビューの記事です
道後御湯(どうごみゆ)
3月1日に宿泊しました。一泊二日です。
価格は一休.comでは一人が55,700円で3人分なので合計167,250円でした。
一休は即時ポイントを使えるので価格のおよそ1割分の16720円引きで150,350円でクレジット決済にしました。
今回も車で直接ホテルまで行きました。
露天風呂付きスイート(基本は3人で最大4人まで可能)に宿泊
ホテルで1番広い部屋です。広さは77平方mあります。寝室にはハーマン社のガラス製スピーカーも備えてあり、滞在時に聴く音楽などの音響にこだわりたい方にもおすすめです。
ハーマンカードンのスピーカーを使ってみましたが、音質がとても良くて広がる感じもあり臨場感がありました♪総ガラス製で見た目もリッチでインテリアとしても楽しめる商品ですね〜
スイートは4人宿泊できますが、3人までがベット、1人は敷布団になります。部屋には予備の布団が押し入れに収納されています。
部屋に通されて入った瞬間、「広い〜」と思いました。
和室の雰囲気はありますが、良い感じで和洋混合の雰囲気がありとても過ごしやすい部屋でした。
広々していいねえ!
バリアフリーで脱衣所、洗面所、バルコニーにも床の段差はありません。
部屋の窓はリビングには障子と大きなシェードがついていて、寝室の窓にも遮光シェードがついています。
バルコニーがすりガラスで、外から見えにくくなっています。なので、夜は上半分にシェードを下ろして眺めを楽しみました。
寝室にはデスクがあり、化粧用のミラー、目覚まし時計、メモ帳、スマホ充電器、ティッシュケースがありました。
部屋は防音もしっかりしているのでぐっすり寝れました。
トイレ、洗面台(化粧品、乳液、メイク落とし、ボディシャンプー、シャンプー、リンスは人数分ある)、食器類のあるボード、冷蔵庫も清潔で綺麗でした。
シャンプーとコンディショナー、ボディソープのセットはスンダリです。コンディショナーのしっとり具合が優秀で、洗った翌日の髪の毛は家から持参のワックスなしでもしっとりして毛先もまとまりました。
シャンプーとセットの組み合わせがとてもよかった商品で気に入りました。
素敵なアメニティー小袋(黄色、紺色)もお持ち帰りできます。
クローゼット内にはおしゃれな浴衣と羽織り、部屋着の作務衣、貴重品ボックス、服のシワのばしスプレーなどとても充実していますし、空気清浄機もあります。
全室、窓から松山城が見える部屋設計になっている
バルコニーに出ると、遠くに松山城が見えます。全室から松山城は見えるそうで、夜はライトアップされてよりわかりやすいです。
夕陽が沈みかける風景もとても綺麗でした。右側は露天風呂です。
部屋の構造のちょっとした注意ポイントと特に良いと思ったホテルのポイント
夫と違って私は旅慣れていません。そんな旅行初心者の私が気がついた点をまとめてみました
私が気がついた、ちょっとしたポイント1つ目
私が気がついた、ちょっとしたポイント2つ目
近視気味で目があまり見えにくい私の盲点が一つありました。
私は普段眼鏡をかけているのですが、今回かけていた眼鏡はパソコン用で遠くがあまり見えにくいタイプをかけていました・・・
ちょっとしたポイント3つ目・事前にベッドの形状についての説明があった
事前にホテルの方から説明がありました。
「ベッドの形状によりつまづきやすい事もありますのでご注意ください」とのことでした。
実は我が家のベットのデザインも同じなのですが、1番下の台部分が足をかけられるほど少し伸びている箇所があります。
こういうデザインのベットって日中の明るい時は問題ないのですが、夜真っ暗にして寝る方の場合、つま先を引っ掛けやすいこともあります。
こちらのベットは下に照明がついてるのでうちよりは全然見えるので大丈夫ですが、それでも気になる方はちょっとだけ部屋の照明を加減されるとつまづくような心配はなくなると思います。
部屋の照明は何個かベットの壁際にあるので、お好みで照明のバリエーションを工夫してみてください。
道後御湯の良いポイントはたくさん!
化粧用の鏡が寝室に置いてあるのがとても良かった
ホテルって洗面所でしか化粧する鏡がなかったり、明かりの色が室内すべて暖色系で化粧の色合いを確かめずらくて不便な時があるのですが、こちらのホテルはちゃんと寝室側に化粧用ミラーがあり、自然光で顔の色合いを確認できるのでとても良かったです。
ラグジュアリーな落ち着いた雰囲気には暖色系の明かりが素敵ですが、そういう場所で化粧すると濃いめの顔になってしまう私です
部屋にある冷蔵庫内の飲み物が全て無料!
冷蔵庫内の全ての飲み物が全て無料なんです。びっくりしました。
みかんジュース、小ビール缶、おーいお茶缶、ミネラルウォーター(大きめ)、ミネラル炭酸水(サンペレグリノ製で瓶)が人数分全て入っていました。その上ボードにはミネラルウオーター2本、人数分のドリップコーヒー、辻利のパック茶、コーヒーフレッシュ、お砂糖があります。
家族で泊まると意外とかかるのが飲料代ですよね。これらが全て無料はとても嬉しいです。
8階のスカイラウンジ「かぎろひ」にも無料のドリンク、お菓子、アイスがある
8階には大浴場とスカイラウンジ「かぎろひ」や屋外にはデッキとバルコニーがあり、温泉を楽しんだ後は涼む事もできます。
スカイラウンジにも無料のドリンク類(ミルクコーヒーとりんごジュース、レモン水など)、各種アイス(小さいサイズのもの)やお菓子(時間帯によってはお菓子はない時もある)があります。
スカイラウンジ「かぎろひ」の利用可能時間は朝6時から10時までと、午後3時から夜12時までの一日2回です。
アイスで凍ったイチゴの中に練乳味のアイスが入っていて美味しかったです。雑誌はご当地紹介のものが一つありました。
8階の大浴場にも入ってみました♪
道後御湯は8階にも大浴場(こちらも温泉)があります。
展望風呂と露天風呂の二つがありますが、早朝の6時に行きましたが露天風呂は鍵が閉まっていて使用できませんでした(もしくはドアが頑丈で開かなかった可能性もある)。
自分も朝6時半に行ったけど、誰もいなかった〜
露天風呂の雰囲気は客室露天風呂と同じ感じで広さもパッとみた感じは同じ広さでした。展望風呂は広々という感じではなくコンパクトな感じです。
朝6時だと誰もいないのでゆっくり入れました。こちらのホテルは客室露天風呂が全室ついてるせいもあり、お部屋で温泉を楽しむ方が多いのかもしれないですね。
利用可能時間は朝6時から10時と午後3時から夜12時までです。バスタオルやフェイスタオルの持参は必要なく、浴衣や作務衣のまま気軽に行かれても大丈夫になっています。
部屋よりも水温は熱めの設定です。温泉に浸かっていると肌がぬるっとしてきます。
客室の露天風呂が立派だし泊まった階が7階なのでそれほど展望風景は変わらず、客室露天風呂で充分大満足ですが、気分転換で8階のお風呂を使われても良いですね♪
1階にも全自動のコーヒーメーカーがある
読書を楽しめるフロアが1階にあり、そこでもコーヒー(数種類あり抹茶ラテもあり)や紅茶など楽しめます。
朝7時から夜11時まで利用できます。
アイスコーヒーも作れます。部屋でコーヒーを楽しみたい場合は、備え付けのスタバなどでよくある紙コップ形式の容器に入れて部屋に持って帰れます。
客室露天風呂は木製のシェードが目の前についているが可動式ではない
洗面所の隣にシャワー室があり、その先に待望の露天風呂(温泉)があります。
客室露天風呂はとても良かったです。一人でも二人でも充分入れる大きさです。
ちょっと休憩したい時の木製デッキベンチもついています。
シェードは出来たら可動式が良かったかなあと少し思いました。真正面にあるマンション群(?)は玄関側で遠くにあるし見られることはほとんどないと思います。ただ、私達が宿泊した701号室は左斜め前にあるホテルの最上階側からは見ようと思えば見える位置にあったので少し気になりました。
画像で言うと、左手奥のホテルです。泊まった部屋は701号室ですが1番左側にある部屋なので、右側の部屋になればこのホテルからは見えにくくなると思います。
気になったので、浴槽に対して正面向かって左側に座ればこのホテルからは見えませんでした。
前回泊まったホテルの事もあって色々気にするタイプなのでハンドタオルを縦長にして、浴槽に体を出入りする時だけ前全部を隠して入りました。すると気分的に落ち着いて入れました♪出る時は後ろ姿になるので、そこまで気にしてないので隠さずそのまま出ました
雪が降る中、温泉につかってとても贅沢な気分になりました♪
翌日の早朝もお風呂に入りましたが、ちょうど雪が降ってきて「溶ける雪を眺めながら温泉に入れるなんて」と、とても贅沢な気分に浸れました。
温泉の質は注意して匂うと塩素の香りはほんのりとしますが(厚生労働省からのお願い・循環式温泉浴槽の場合塩素消毒が必要)、気にする程度の強さはなくアトピー体質の息子も「問題なかった。気持ちよく入れたよ」と言っていました。
私は嬉しかったので二日続けて4回も入りました。
湯船に浸かっていると段々と肌がヌルっとしてきて、温泉の効能をしっかりと確かめることが出来ました。
お部屋のお風呂の温度はフロントに電話で頼むと温度を上げてくれます
ダイニングのTachibanaで料理長厳選食材と技による食のおもてなし(夕食)
ダイニングTachibanaでの内容はお泊まりになられてからのお楽しみなので、あえてここには具体的なメニューの画像や感想を載せませんがとても心のこもった内容で食材も充実していて、家族全員「うまい」、「美味しい」と始終うなずいて食べていました。
フランスは二つ星ホテルに泊まったり、アメリカ、ドイツもそこそこ良いホテルに泊まったりしてきたけど。
やっぱり日本の繊細な味覚にこだわった料理の作り方や提供、ホテルの方のサービスには勝てないと思う。本当に今日この道後御湯に泊まって良かったなと思ってるよ♪またこのホテルに泊まりたいと思った
夫はよほど嬉しかったのか、愛媛道後のビール、ケルシュ(坊ちゃんビール)を飲んだ後に甘口の日本酒、道後蔵酒の生貯蔵酒を追加注文していました。
私は乳がん既往歴があり普段はお酒類は飲まないのですが、この日は家族で過ごす滅多にない旅行なので記念に二種類のお酒をいただきました。
最初は贅沢みかん酒をソーダ割りで、二杯目は道後蔵酒の生貯蔵酒をいただきました♪どちらも大変飲みやすく、特に日本酒の冷酒はクセもなくするすると入りもう一度飲めるなら飲みたいと思いました
食事の際のホテルの方のメニューの説明や対応などがきめ細やかで、気持ちよく食事を楽しむことができました。
最後に出てくるお出汁と鯛めしはおかわり自由です。夫と息子は「おいしい~」と鯛めしをおかわりし、特に息子はすまし汁もおかわりをしてました。
ホテルの方から「記念にお写真をお撮りしましょうか?」とご提案があり、綺麗に二枚撮ってもらいました。
お酒もすすみ、家族でリラックスした1日を過ごす事が出来てとても良かった一日でした。
朝食も料理長監修の素敵な和食
私が今まで泊まったホテルはバイキング形式が多かったのですが、今回こちらの道後御湯の朝食は料理長が厳選したメニューでおすすめです。
こちらのメニューも泊まられてからのお楽しみということで、具体的な内容は控えました。
実際にこのような丁寧な朝食をとってみて「こういう決まった朝食も落ち着いてゆっくりと食材を楽しめて、一鉢の料理に時間をかけて味わう贅沢も良いな」と思いました。
夕食のメニューもそうですが、本当に一つ一つがこだわって作られた想いが伝わってくる朝食でした。
これからバイキング形式やめて、こういう朝食にしようかなあ♪いちいち一つ一つが美味しいわ〜
うんっ、上手いっ!
朝食も夫と息子は「うまいっ」ばっかり言って食べていました。ちなみにご飯はおかわり自由で大盛り、普通と選べます。
食事の際の服装について
素敵なホテルに泊まると気になるのが食事の際の服装マナーですよね?
夫や息子は「普通の格好でいいよ」と言いますが、私はマナーが気になるので宿泊時にホテルの方にTachibanaでの服装について聞いてみました。
私達家族の服装を参考にどうぞ・・・
私達の当時の食事の際の服装についてです。
夫はいつも通りの服装で上は無地のパーカーに下は綿パンでスニーカーです。息子は大学生なので本当にそのまんまの格好ですが、上はパーカーに下はジーンズ、スニーカーです。
私だけ少し改まった感じのツイード素材のカーディガンと中はセーター、下はベージュのジーンズ、この日はとても寒かったので足首までの防寒ブーツを履いていました。
他の方はほとんど浴衣や作務衣に羽織り姿でした。
朝食時は朝食後に帰る方もいましたので、来た時の服装の方や浴衣の方などさまざまでした。
お好みでどちらでも良いと思います。
宿泊客の服装の雰囲気や駐車場
宿泊された方の服装もちらっと観察していましたが、女性の方はカジュアルスマートな雰囲気の方もいればジーンズ姿の方もいたり、男性の方はややジーンズの方が多かったかな?と思いました。
車で来られる方も多いので運転しやすい格好の方も割と多いと思います。
駐車スペースはホテルの玄関前に数台、ホテルの裏にも停められるスペースがあります(詳しい台数については道後御湯に直接お聞きください)。
我が家は幸い、ホテルの目の前に停める事ができました。ちなみにホテル玄関前の車の電気充電はポルシェ製です。
道後御湯の和三盆フィナンシェが美味しい♪
この和三盆フィナンシェ、帰りに買っていくからねっ!
翌日帰る際、宿泊時にいただいたフィナンシェがとても美味しかったので、数個購入して帰りました。そのまま持ち帰りしますと告げると、ホテルの方が素敵なシースルーの小袋に入れてくださいました。
半透明、シースルー、キラキラが大好きな私なので大変嬉しかったです♪
ネットで検索してみたのですが、調べた限りでは他店では販売していませんでした。
たちばな本舗というお店で作られているフィナンシェです。材料は多い順から愛媛県産の卵、バター、和三盆、砂糖、アーモンドパウダー、小麦粉、蜂蜜です。小麦が最後の方にきているのもちょっと驚きました。
卵が入ったお菓子はね、たまにお腹がゆるくなったりするんだけどこのフィナンシェは大丈夫だった。卵とバターの風味が強くしっとりして美味しい〜。今まで食べてきたフィナンシェで1番好き♪
クッキーやパウンドケーキ好きの夫が絶賛していました。私達家族も美味しくいただきました。また購入したいと思ったお菓子でした。
道後御湯スイートに宿泊のまとめ・感想
本当に素敵なホテルでした。
客室露天風呂も贅沢で、ゆったりと休めて満足出来る理想的な1日を過ごすことが出来ました。
ホテルの方のきめ細やかな接客と、料理の繊細な味付けや吟味した食材の豊富さがとても嬉しかったです。
ドリンクの無料の幅も広くて充分楽しめました。
また機会があれば、道後御湯に泊まりたいと家族一同思いました。