乳がん日記

ホットクックで副作用のうつ状態でも料理を楽にしたい

料理がものすごく辛かった

乳がんの薬、ノルバデックス (タモキシフェン)の副作用で鬱状態になり、毎日がしんどくて何もやる気が起きなかった頃料理は弁当や惣菜が多かったのですが、4年目からはやっと思考力が回復してきて作れるようになってきたのでちょっと手を加えるだけで作れる調味料や食品を購入していました。

全部手作りが良いのですが完全には回復していなかったので市販のものも使っていましたね。

とにかく料理が苦しくて辛かった4年間でした。

副作用で辛い時このホットクックが大活躍!

どれだけこのホットクックに助けられたか分かりません。ホットクックはシャープの電気調理器です。

シャープホットクック

料理を作るのが本当に我慢できないほど辛くて毎日苦痛になっていました。

朝、顔も洗うのもしんどくて、歯も磨くのもしんどくて、料理なんてもう難易度の高い仕事のようなものでした。

巣ごもりパパ

しんどいならこんな家電買ったらどう?料理が楽になるかも

と勧められて、最初は全く興味のなかった調理家電でした。

いざ使ってみると、本当に楽!で便利なんです。

簡単に調理出来て危なくなくないので、息子が東京の大学へ行く時に一番小さいサイズ(1.0L)を買って持たせる予定をしています。

自炊にも自然とチャレンジできるところもホットクックの良いところです。

作る工程がシンプルで簡単

しんどい時が一日中ほとんどの状態で料理を作るのも辛かったのですが、このホットクックは名前の通り、ほっといてもちゃんと出来上がるので私にとって救世主の家電でした。

  1. 材料を切る
  2. 調味料を入れる(表示されているし、声でも教えてくれます。音を消すモードを選ぶと調味料表示はできません。)
  3. 蓋を閉じる

シンプルで簡単!

料理嫌いの私でもすんなり受け入れられました。

予約や保温はしたことはありませんが出来るそうです。

それまでは弁当や惣菜、冷凍食品を買ってやりくりしていたので食費がかさみました。

ホットクックを使うようになってから晩御飯や弁当を手作りする機会が増えて、我が家になくてはならない調理家電です。

レシピは本体が教えてくれたり、シャープのホットクックHPにも載っているでその通りに材料を入れています。

たまにアレンジしたりも。

料理の面倒な特徴の一つ、調味料が多い料理も楽に

料理が辛かった理由の一つに調味料の種類を調べてはかっていれるという動作があります。

これが本当にしんどくて辛かったんです。

今はできるようになりましたが当時は思考力が低下していたので、スマホのレシピの数字や文字をいちいち見ながら料理なんて辛くてできませんでした。

ホットクックは、液晶画面に必要な材料や調味料を表示してくれますし、声でも話してくれます。

必要なものを液晶に表示してくれるところと、声で調味料の内容量を伝えて注意を促してくれるところが非常に良かったようで、料理がだいぶ楽になりました。

油の消費量も減った

お知らせもホットクックが喋って教えてくれるので愛着がわきました。

煮物料理や茹でる料理、スープ料理が得意な家電だと思います〜。

お肉料理の時は油を入れずに、お肉が持っている脂で調理したり。

最初の炒める工程で油を使わなくても煮込み料理を作れるのも良いところです。

我が家のホットクックはステンレス製ですが、油なしで使えています。少々こびりついた時は重曹でこすって汚れを取っています。重曹で取れない、茶色くこびりついて少々頑固な跡はコゲ取りスプレー剤を使うと綺麗に取れました(使っている部分はステンレスのみの内側だけで赤い塗装面がある表面にはつかないように注意しています)。

コゲとり剤でつるっと

「サラダ油とかオリーブオイルは胃が気持ち悪くなるからやめて」と息子に言われてるので、普段はなるべくホットクックを使ったり、マイヤーのテフロン加工フライパンで脂を下にしてそのまま焼いたりしてます。ドレッシングも使うのをやめました。

根菜類の自然な甘味にハマり、糖分の使用量も減る

特にゴボウなんかは柔らかくなるので、細かく切らずにぶつ切りにしてゴボウをよく使うようになりました。

じゃがいもや、かぼちゃ、サツマイモなんかも少量の水で茹でていますが、ホクホクして簡単なのに美味しいので鍋で作らなくなりました。

かぼちゃや人参、サツマイモはバターを5g入れて水を少量足して茹でていますが、砂糖を入れなくても甘みがまして美味しいです。

ホットクックで茹でた後にレモン汁を入れるとバターとレモン、そして素材の甘味が加わってこの3つの味の組み合わせが大好きでよく作っています。

以前はポテトサラダを作りませんでしたが、この家電がきてからは自分で作るポテトサラダが美味しいのでよく作るようになりました。

炒める、焼く料理は向いてないと思います。

カレーライスも水無しで玉ねぎだけの水分で作ると玉ねぎの自然な甘味が感じられてすごく美味しいです〜。

うちでは玉ねぎ3個〜4個ほど入れて、調理した直後に水分量をみて足りなければ水を足して5分ほど再加熱して微調整しています。

(勝間和代さんのYoutubeで知りました。)

玉ねぎ2個でも充分甘味は出るので最近は2個で作ることが多くなりました。

ルーは具材を煮てから入れて溶かし、最後に再加熱を3分ほどして仕上げています。

鍋を二度黒こげにしたことがある

過去に圧力鍋も使っていましたが、加圧が増してくるとうるさくなるのと、火加減の調整や料理が水っぽくなる、具材が柔らかくなりすぎるのが好みではありませんでした。

音楽を聴くのに夢中になりすぎてジャガイモを茹ですぎて鍋を黒こげにしたことも二度あるので、茹でる時は鍋を使わなくなりました。

巣ごもりママ

部屋が煙臭いと思っていたら、鍋が真っ黒焦げ!で大変でした

(これを書いた一年後、また鍋を焦がしてしまいました・・・・。どうも音楽をイヤホンで聴くのがダメみたいです。集中しすぎるようです。)

ホットクックはちょうど良い水分量でバランスの良い煮え方をしてくれるような気がします。

現在ホットクックは茹でたり、煮たりとフル稼働しています。

注意散漫な私でも安全に料理がちゃんと出来るので大切な家電です。

そうざいの素も最初からホットクックに入れる

そうざいの素は家族が「美味しい」と言ってくれるので、疲れた時はよく使います。じっくりと煮込まれた感じの料理が出来上がります。

鶏肉のトマト煮用ソース、カゴメ基本のトマトソース カゴメ

どちらも味があっさりして我が家好みです。

このソースと一緒に鶏肉とピーマン、玉ねぎやにんじんその他好きな野菜を入れて蓋を閉じて終わりです。水は要りません。

野菜が多く味が足りなそうなときは、これと一緒に塩胡椒やコンソメを上にふりかけて入れてます。

うちのごはん キッコーマン

「白菜のうま煮」と「豚と白菜のシャキみそ炒め」をよく使っています。煮るのでシャキっとにはなりませんのでご注意を・・・・。

「うちのごはん」シリーズは化学調味料、着色料不使用の商品です。さっと入れて料理がすぐ完成するし、味も美味しいのでよく購入しています。これも最初に具材と一緒に入れちゃいます。水は入れません。

クックドゥシリーズ 味の素

「八宝菜」、「甘から豚バラピーマン」、「麻婆シリーズ」をよく使います。これもそのまま投入。水を入れません。

クックドゥシリーズも便利で美味しいのでよく使います。色々な種類があるのでその時の気分で選んで購入しています。家族からも「美味しい」と評判良いです。

たまに水っぽくなったりする時もありますが、「楽に調理出来て食べられる」事が有り難くてマイナスに思ったことはありません。

上記のシリーズはホットクックに好きな材料を入れて、その時に一緒に投入して料理を作ると簡単に美味しくできました。

水無しでも、白菜や玉ねぎ、にんじんなどから水分が出るので水を入れなくても調理できます。

今でも疲れた時は、ホットクックで惣菜の素を入れて水、油無しで作っています。

油は使わなくても白菜や玉ねぎ、なすなど水分量の多い野菜を底に敷いておくと焦げにくくなります。

鍋の素

ミツカン、モランボンなどの鍋の素も疲れて料理を作れないとき、よく使います。

これもストレートタイプはそのまま入れて、濃縮のものは水を少なめに入れて35分くらいのコースを適当に選んで作ってます。

何も考えないで適当にやってますが美味しいです。鍋というより煮物ですね〜。

カレーなど芋が崩れると困る料理の時は、コースを手動に変えて「煮物を作る(混ぜない)」を選んで使っています。

数年後気がついて一番嬉しかったのは蒸しパン作りにも使えること

蒸しパンって作るのがなんだかしんどそうに思っていましたがホットクックで簡単にできると知り、ベーキングパウダーで作るパンが手軽にできるのでホームベーカリーをお休みさせています。

ホットクックをずっと使っていましたが、私はメニューをいちいち読まないのでこのことは気がつきませんでした。

ホットクックについていたすのこさえすっかり忘れていました。

今一番嬉しいです〜。

これからはすのこをフル活用して国産小麦蒸しパンや米粉蒸しパンを作ります。

たれ

焼いたお肉につけて食べても良いし、調味料としても使えるので万能なたれとして時々使っています。

ニンニクは楽なのでチューブを購入しています(現在はFOD食を取り入れているので不使用)

とにかくしんどくて考える事が出来なかったので楽にすぐできるものに頼っていました。

シャープのホットクックにお肉と野菜を入れて焼肉のたれやその他麺つゆなど入れて作っていましたが、テキトーでも普通に美味しく食べられました。

しんどくても手作りをしたい時はそのようにしていました。

キッコーマン  我が家は焼肉屋さん 中辛

味もちょうど良い辛味で美味しいのでよく使っていました。最近は他社の小ボトルタイプの無添加の焼肉のタレを使っています。

ヱスビー食品 お徳用おろし生しょうが

この生しょうがも常備していました。5年を過ぎて薬を飲まなくなった今は生姜を使っています。

たれの他に、茅乃舎や久世福商店のだしを入れてちょっと醤油を入れただけの野菜と鶏肉の煮物などもホットクックで作っていました。

料理研究家の動画やレシピを見てモチベーションをあげている

5年を過ぎた今は手作りが多いですが、かぼちゃやじゃがいもなどを茹でたりカレーや煮物を作るときはホットクックを使っています。

好きな料理研究家は藤井恵さん、奥薗壽子さん、大原千鶴さん、コウケンテツさん。

シンプルな味付けの美味しい料理や簡単な料理工程が割と多いかなと思って、参考にしています。

奥薗さんとコウケンテツさんは簡単で美味しい料理のノウハウを見せてくれるので、Youtubeの動画をよく見ています。

大原さんは美味しい和食のシンプルなレシピを覚えたくてNHKのみんなのきょうの料理のHPをよく見ています。

料理研究家の方の動画やレシピを見るようになってから、美味しい料理を自分も作りたくなって料理が楽しくなってきました〜。

  • この記事を書いた人

巣ごもりママ

乳がんになりブログを始めた主婦です(ASD・ADHD有り)。 息子が公立中から灘高校へ、そして東大生になった成長記録を載せています。塾なしで勉強していた10年間の問題集、愛用した知育玩具、3年通った塾と予備校、夫の趣味(PC)や美味しかったスイーツなどのせています。

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