3年前から続く腰痛を診てもらって欲しいと言われる
一年振りの乳がん検診(触診、マンモグラフィーと超音波検査)を先日受けてきました。
マンモグラフィーの画像を見て、
これ 白いの大丈夫ですか?(もやもやしているものを指差して)


大丈夫ですよ〜 通常見られるものです 今回も問題ありませんよ 2週間後に血液検査の結果と薬を取りにきてくださいね
あ〜、良かったとホッとしていたら、

最近変わったこととかありませんか?
そういえば薬飲みだしてから一年後くらいから朝起きる時腰が痛いんです

と、なんでその時言わなかったんだろうと後悔しながらも言いそびれていた事を先生に報告しました。

前にヘルニアか何かで整形いかれてますよね?そこで見てもらえますか?前回のデータがあると思うので比較してもらうとわかると思います
腰痛から病気が見つかることもある?
え 何かあるんでしょうか?


今回も問題なかったので大丈夫だとは思いますが、3年前からということで念のために整形外科で診てもらってくださいね〜
あ〜、なんで早く先生に言わなかったんだろう、もっと前に言っておけば良かったと落ち込みました。
夫に事情を説明すると、

連れて行ってあげるから 大丈夫だって
となぐさめてくれました。
家に帰るともうそのことで頭がいっぱいです。
最悪のことを考えておこうと頭の中でシュミレーションしていました。
万が一、骨に転移してると言われたら今後どのように自分は意識を変えて生活していったらいいのかと、いろんな乳腺外科病院のサイトを訪問して自分に置き換えて考えました。
次の日に整形外科へ行ったのですが、前日は不安で寝られませんでした。
信頼している整形外科病院へ
私がかかりつけの整形外科病院の先生は国立大学付属病院やその他の病院で長年診察などしておられた方です。
この先生なら信頼できる!と信じています。
人気の先生でいつもたくさんの患者さんがきています。
リハビリも人気で多くの理学療法士さんが働いています。
寝不足のまま朝を迎えて開院と同時に受付を済ませて、じっと待っていました。
「◯◯さ〜ん、どうぞ〜」
緊張したまま診察室へ。

前回平成29年に来られてますね〜。この時は坐骨神経痛ですね〜
(あれ、ヘルニアじゃなかったのか・・・聞きまちがえたかな)はい〜

チラッとPC画面を見ると、過去のカルテに「左坐骨神経痛」と書いてありました。
先生に、乳腺外科の先生から腰痛があるから受診して前回の状態と比べて判断してもらうようにと言われてきた旨を伝えました。
受付時の問診票を書いた際に「どこの病院のなんという先生に普段見てもらっているのか」書く欄があったので、主治医の先生の名前と病院名、病名を書いておきました。
診察用のベッドに仰向けに寝て足がしびれるかどうかなど診察を受けてから、

じゃあレントゲンとりますからね〜 隣の部屋に行ってください
レントゲンを正面、横、斜め前と4枚取りました。
ここの病院はレントゲンの被曝量がすごく少ない機械を使っているそうで、4枚も撮りましたが安心しました。
「◯◯さん、どうぞ〜」看護婦さんに呼ばれてまた診察室へ。
ドキドキしていました。

画像診てみましょう。大丈夫ですね。問題ないですよ。腫瘍など疑うようなものはありません 心配ないです
(あ〜よかった)はい


背骨が真っ直ぐになりかけています。腹筋と背筋の筋力が弱いせいだと思います。筋肉も大事なんですね。一番下の関節の間が狭まってるのがわかりますか?ここですね〜 リハビリを受けていただいて運動を教わってみますか? 習った後自宅で続けていただくと改善すると思いますよ〜
手短にわかりやすく説明してもらい、納得することが出来ました。
リハビリの先生(理学療法士)にストレッチと筋トレを習う
そして、若い女性の理学療法士さんに呼ばれてリハビリ室へ。
たくさんの患者さんがリハビリの施術を受けていました。
筋肉を柔軟にする施術を受けて、自宅でする運動を2種類教えてもらいました。
私の場合ですが、足の全面の太ももの筋肉と太ももの横の筋肉を伸ばすストレッチを習いました。

1日1回〜2回、左右15秒2セットするようにと教わりました。
しばらくはリハビリ通院して運動も覚えて欲しいですね〜と言われたので、週1回通うことに。

なんでもなくて良かったね〜。 腰の方も大事だから通い続けたほうがいいよ
3年間、なんだか不安に思いながらも放っておいた事を反省して次は何かあったらなんでも先生に言っておこうと決心しました。
次の週に再度リハビリをしてもらいに整形外科へ。
「お尻と太ももの筋肉が他の場所に比べてすごく大きいですね。」と理学療法士さん。
どうやら私のお尻の筋肉も硬くなっていたようでほぐしてもらいました。
施術してもらうたびに骨盤まわりが楽になって痛みも減っています。
追加で腹筋を鍛える運動とお尻の筋肉を伸ばす運動を2種類教えてもらい、来週で終了になりました。
腹筋は、壁際に仰向けで寝て足は90度にして壁を足で押し、そのまま3秒固定、それを5回ほど。
フローリングだと床で滑るので、家族に押さえてもらっています。
再診でリハビリ代は3割負担で800円。
ほぼ1ヶ月間、週1回の通院でリハビリを3回受けただけですが、何年間も治らなかった腰痛が10分の1くらいにまで回復。
朝、起きる時に痛みをあまり意識しなくなっていました。
自宅でのストレッチと筋トレを教えてもらった効果もすごくあると思います。
そして1ヶ月後、痛みを忘れている自分に気がつきました。
これからも予防で、教えてもらった運動と腹筋を鍛える運動を続けていきます。
湿布買い続けて自力で治すより通院したほうがはやく解決したわ〜

整形外科のリハビリの良さを実感しました。
NHK「ガッテン!」の番組で「筋力、血圧、中性脂肪、日常の「逆」にひそむ驚き健康パワー」回の放送を見て目からウロコ!
え〜、動作を戻す時にも筋肉を鍛える効果があるんだ

ボディビルダーの方もダンベルを下ろす動作に集中してやっていました。
ご年配の方もあまり歩けなかった方が近隣なら歩行器を添えて歩けるまでになっていました。
番組のおすすめどおりに二つの動作を日常に取り入れました。
- 椅子に座るとき、両肩に手をかけたまま5秒かけてゆっくり座る
- 階段を降りるとき、一段を1秒くらいかけながらゆっくり降りる
すごく簡単なんです。
ですが夫婦でやってみると、2人とも翌日から太ももが筋肉痛に・・・・。
いかに普段筋肉を使ってないんだなということがわかりました。
腰も悪くしやすいほうなので、この動きも日常取り入れていこうと思います。
腫瘍マーカーの結果を聞きに乳腺外科へ
そして血液検査の結果を聞きに乳腺外科に行きました。

今回も大丈夫でしたよ〜。じゃあ看護婦さんに次回の予約日を決めてもらってくださいね〜
と先生は忙しそうに別の診察室へ。
数字をみると腫瘍マーカーのCA15-3は5、CEA精密は1.3でいつもと同じような値でホッとしました。
次はまた3ヶ月後。
タモキシフェン3ヶ月分をもらって帰宅しました。
あ、腰痛の結果言うの忘れてた・・・

次は8月です。
忘れないようにとスケジュールアプリに記入して、当日先生に言えるようにしておきました。
腫瘍マーカーの結果を聞くまで緊張して、結果がわかるとホッと安心して他のことを忘れてしまうんです。
4年経ってもなかなか慣れませんね〜。
5年目を迎えたとき、先生はどう対処するんだろう?
タモキシフェンを継続して飲み続けるのを勧めてくるのかな、それとも終了するんだろうかと気になりますが、その時が来るまで聞くのはやめとこうと思います。