東京大学

東大教養学部2年生 S1ターム成績発表と第一段階進学定数発表、進振り内定1回目の日が来る

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子供からS1タームの成績表を知らせてきたので留年の条件や進振り後の注意など聞いてみた

子供はいつも、メッセージ(スマホアプリ)で突然知らせてきます。

7月4日も突然メッセージで成績表の画像を見せてきました。

巣ごもりSon
巣ごもりSon

大学から成績表送ってきたよ。ちゃんと進級できそう

大変な科目とかあるの?留年の条件は?進振りが決まっても油断禁物!

私は東大の科目評価についてとても興味があったので「理系で大変な科目とかあるの?落としたらダメな科目とか」と息子(理類)に聞いてみました。

巣ごもりSon
巣ごもりSon

落としたら即、留年決定の科目ある。基礎物理学実験ってやつ。単に成績悪いだけだとやり直しさせてくれないから。

理類の子がとるやつね。大変だね。

巣ごもりママ
巣ごもりママ

「ほかに一回で留年決定する科目はないの?」と聞くと「それだけ。物性と生命は追試あるし。追試も落ちたら留年」と返事がきました。

東京大学は2年生までは進級できますが、3年次に進級できるか留年するのかが決まるようです。

巣ごもりSon
巣ごもりSon

進振り要件ってあるし、それ満たさないと学科が選べないので留年する。

こういった成績表はタームが終わる毎に更新されると息子は書いていました。

進振り確定後、主題科目は特に注意

そのほかに主題科目は学部を選んだ後、後期に必要な科目で2単位取るのを忘れたら留年になります。

この主題科目は進振りには関係ない科目なのですが、2年後期までに単位をとっていないと進振りが確定していても進学できず、留年確定になってしまいます。

巣ごもりSon
巣ごもりSon

普通は2Sまでに取れる。主題科目の単位を取る事を忘れて、進振り確定したあと留年ってケースは毎年割とあるらしい。学校からの科目や単位取得に関する説明文などは隅から隅まで良く読んでおくのをお勧めします。

2025年度進学選択 第一段階進学定数発表が学生向けに掲示

6月20日に来年の進学の目安になる、進学選択の第一段階進学定数発表が学生に向けて発表されたようです。

いよいよ自分が専門的に学んでいく方向を決める時期に差し掛かってきました。

第一段階進学定数表はPDF形式で掲示

息子がPDF形式で書類を見せてくれました。

各指定科類に数字が割り振ってあるけどこれって第一段階(まず最初の)で決めた、大学側が取る定員数ってことでしょ?

巣ごもりママ
巣ごもりママ
巣ごもりSon
巣ごもりSon

そう。第一段階で取る人数を発表してるだけ。進振りの一回目って事ね。

一回目の内定者発表は8月下旬。

その時志望科類で内定してなかったら第二段階で。

第二段階の人数も後日発表されるから、各指定科類の予定人数は増えるよ。

仮に第二段階でダメならどうなるの?

巣ごもりママ
巣ごもりママ
巣ごもりSon
巣ごもりSon

第三段階まである。恐らく、そこは定員割れ学科に行くことになると思うけどね。

7月4日 UTAS上で第一段階進学選択者志望集計表とグラフを発表

7月4日、息子からメッセージで連絡があり表を添付して送ってきました。

3年次からの学科を決める第一回目の志望学科の志願者数、定数、自分の順位をUTASの表とグラフで知る

評価尺度として判定される基本平均点と、指定科類の志願者数と定数、そして本人の順位や第一段階のグラフが載っていました。

下の表は一部分です。

進学単位評価尺度評点指定科類(志望学科)定数志望科類・志望者数志望科類・順位(相当)
基本平均点
第一段階進学選択者志望集計

基本平均点(面倒な計算式で出すそうです)とは大雑把に言うとテストを受けた全教科の点数の合計点を取得単位数で割った本人の平均点の事です。

この基本平均点の数値で各科類の順位を決める事になっています。

この結果とグラフを見て各自志望先を現状維持するのか、それとも定数と志願者数に対して自分の位置を把握し別の科へ変更するのかを決めていくようです。

UTASの成績表のグラフの見方

グラフは第一段階の自分がどの順位あたりなのかを視覚的に理解できるようになっています。

東大の第一段階進学選択者志望集計結果による進振り基準グラフの見本
第一段階進学選択者志望集計結果による
進振り基準グラフの見本

グラフの縦軸は基本平均点、横軸は順位を表します。太い黒い縦線は志望学科の足切り点付近を指します。

上のグラフの場合、グラフ中央の黒い縦線より右側の青いグラフ線の点数群は足切りによって第一段階では希望学部には進学出来ない可能性がある事を表しています。

そして、この下に同じく全科類対象のグラフが掲載されており、そのグラフも同様に黒い縦線より左側は希望学科に進学できる事を表しています。

第二段階進学定数発表の際は、自身の科類のグラフの右側の群と全科類の左側の群を合わせた中で定数が決まり、選ばれていきます。

巣ごもりSon
巣ごもりSon

科類>全科類で進振りが優先されると思う。

このグラフは志望学部を申告するときに作られたグラフだから、それ以降に志望変更した人がいれば例え黒線の左側にいても落ちることがあるよ。

8月20日、進学選択可能かどうかの発表(第一段階定数の確定版)があった

8月20日にS2ターム成績発表があり、その結果で進学選択が可能となる条件を満たしているかどうかの第一段階定数の確定版が発表されました。

項目には進学選択について可、不可(留年)で表示されます。

8月29日は第1回目の進振り内定の日(第一段階進学選択内定者発表)と、第二段階進学定数発表

そして夏休み中の8月29日に第一段階進学選択内定者発表があり、子供は進学先の学科が内定しました。

同日、第二段階進学定数発表があり、再度また各学部の追加定員数が明示されます。

そして第一回目で内定しなかった学生の中で順次希望学科が後日決定していきます。

9月も同じく第二段階進学選択内定者の発表、第三段階定数発表と第三段階進学志望登録、9月末に第三段階進学選択内定者の発表があります。

合計3回の進振り内定の機会があります。

  • この記事を書いた人

巣ごもりママ

乳がん既往歴主婦(ASD・ADHD)。 言葉がおそかった子供の幼児期→公立小中から灘高へ、そして東大生の学習記録や塾なし10年間の問題集、塾・予備校3年間、知育玩具、家族の趣味など掲載中です♪

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