急患で診察の順番が長引く
3ヶ月ぶりの定期検診です。
午前中、予約の時間に窓口で受付を済ませて待合室へ。
いつもなら30分で名前を呼ばれるはずがなかなか呼ばれないので、「あれ、どうしたのかな・・・」と不安になっていました。
そして気がつくと12時前。
「今日はいつになく時間がかかってるなあ」と思いましたが、私の前から待っている患者さんもまだたくさんいるので、辛抱して待っていました。
小さいお子さんをつれた30代前半の男性が受付で病院職員と入院手続きの話をしていた
すると、目の前の窓口には30代前半の男性とまだ4歳くらいの小さいお子さんがいました。
マスクをしていたので顔の表情はわかりませんでしたが、受付の方が「あの、・・・・・で、入院費用の方も大丈夫ですので」とアドバイスされていたので今日ご家族の方が入院されたんだなと思いました。その男性とお子さんとの会話のやりとりから、入院されたのは奥様だということがわかりました。
そしてやっと私の前の方が診察室へ行き、その次に私の番がきました。
診察室のドアを開けると看護婦さんが慌ててやってきました。
「ごめんなさいね〜!今日は急患でいろいろとありまして、すみません。次回の診察日を先に予約させていただきますね〜」といつもなら主治医の先生が書き込むのですが、看護婦さんが予約をとってくれました。
「次回は3ヶ月後で、採血と触診しますのでね」と言っていました。
あれ、今回は採血と触診なしなんだなあ・・と思っていたら先生が登場。
今日は朝からバタバタしてましてすみませんね〜 急患が出たので 今日はお薬だけですね
触診と採血は?
もう3年すぎてますから 触診と採血は半年に一回にしています でも気になるなら今日触診しますけど?大丈夫ですか
と言われたので「次回にお願いします」とやんわり断り診察は終わりました。
乳がんは見つかっても慌てないでゆっくり手術したら治るものだと思っていましたが、今日の急患の話を聞いて、「そうじゃない場合もあるんだな」と少し驚きました。
先ほどの親子の姿をみて、「まだ30代で若いのに、奥さんの急病でこれから大変だろうな。でも、気がつかず手遅れになる前に今判明してよかったかもしれない」と自分も同じ乳がんを患っているのでこれから先のお子さんのことを想ってしまいました。
私は医者ではないのでわかりませんが、乳がんで急患という事態もあるという事実を知って、20代〜30代女性の方の乳がん検診はすすんでされたほうが良いなと思いました。
そして、また3ヶ月後。
首筋の1mmほどのしこりを相談
自己触診で右側の首筋に1mmほどのしこりのようなものを見つけて先生に相談しました。
リンパは正常でもこのような粒の形状のものもあるし、リンパの節かもしれませんね。
風邪などで腫れたりしますし特に気にする事はないと思いますがゆっくり様子をみて大丈夫ですよ。
リンパ節付近のしこりは急激に大きくなったりという事はありませんからたとえ大きくなってきてもその時取れば大丈夫です。
ほっとして、触診を終えて血液検査のための採血へ。
採血をしてもらっていると、目の前を30代後半〜40代くらいのご夫婦が診察室の前へ歩いていきました。
そして、そのまま旦那さんも診察室の中へ一緒に入って行きました。
私の前を通る時、旦那さんはきっと不安だったんでしょう、私が採血を受けている姿をじっと観察しながら診察室へ向かっていました。
乳癌になった人はどんな病状なのか、どんな治療を受けるのかと知りたかったのかもしれません。
多分がんと手術の説明かなと、私は自分と夫が緊張と不安で初めて病状と手術の説明を受けた時の事を思い出していました。
今、乳がんは9人に1人がなる時代になっている
待合室に戻ると、次の患者さんたちで結構席が埋まっていました。
年齢も様々。
20代〜ご年配の方まで幅広いです。
一人でこられている方もいれば、ご夫婦でこられている方、家族でこられている方もいます。
3年前よりも患者さんがかなり増えてるなと感じました。
TVでも「乳がんは9人に1人がなる病気です」とこの間話されていて、「あれ?私が乳がんになった3年前は11人に1人って言ってたけど・・・。検診を受ける人が増えて結果、判明する人も増えてるのかな」とも思いました。
病気を予防、早期発見するためにもがん検診は大事ですね。