受験当日の道順の下見へ行く
受験がいよいよ迫ってきた1月初週の週末、息子が突然「学校で開催された入試説明会に行けなかったから灘高校の道順の下見に行きたい。」と言ったので、夫と二人で下見を兼ねて灘校の校門前まで行きました。文化祭は数回行きましたが、やはり大事な高校受験なので家を出る時間や電車に乗る時間など事前に確かめておきたかったんだと思います。
試験当日の行き帰りの電車と駅を確認しながら学校の手前まで行き、帰りは本住吉神社に寄って「合格祈願」のお参りをして帰りました。ちょうど受験シーズンだったので、神社には合格祈願の絵馬がたくさん飾られていました。
受験票
その後1月下旬、灘高校から息子宛に入学試験の受験票(事前に学校に送付した分)が簡易書留で届きました。息子は受験票を見て「うわあ〜、いよいよやなあ〜!頑張るわっ。」と覚悟を決めていました。
試験日より2週間前から息子は「そろそろ試験のこともあるし早くねる。」と夜11時ごろには寝ていました。
灘高校入学試験 当日と二日目
入学試験は2月にありました。2日にかけて2教科ずつ行われます。
試験科目は数学、理科、英語、国語の4教科です。
英語はリスニングがあります。
一日目、二日目共に
- 試験入室 8:45 までに
- 点呼・諸注意 8:45〜8:50
一日目
数学 110分 9:00〜11:00
理科 70分 11:30〜12:40
二日目
英語 90分 9:10〜10:40 英語のリスニングは試験開始後約15分から行う
国語 70分 11:10〜12:20

試験会場となる教室に入る前に待機場となる体育館があり、入試開始時間より早く着いた生徒さんは体育館で待機する事になります。
私の代わりに夫が付き添いで一緒に行ってくれました。
私が高校受験の頃は私立も公立も母は付き添いには来ませんでした。
息子の時も「1人で行くのが普通。」と思っていましたが最難関校にもなると違うみたいで多くの保護者の方が来られていました。
塾関係者の方々も入試、合格発表当日にもいらっしゃる事が普通の高校受験の時とは違う光景だなと思います。
夫は先に受験した西大和学園高校が受かっていたので息子の灘高受験の合否がどうなるかは全く気にしていませんでした。
息子と夫は早く着いたので体育館に行くと、すでに各進学塾ごとに先生方やその学生さん方が椅子に座って待機していました。
ある塾は念入りに直前のテスト対策としてテキストを開いて生徒さん方は勉強されていました。
暖房器具は何箇所かに置かれていました。
息子の塾の先生も来てくださって、息子と談話しながら緊張をほぐしてくださいました。
とにかく体育館が寒く膝が痛くなってきたそうで、息子が試験会場に移動すると夫は学校を一旦出て電車に乗り、近郊の街に散歩にいきました。
試験をしている息子のことは忘れ、真っ青に晴れた良い天気で散歩し写真をたくさん撮りました。
冷たい空気と晴れた暖かい日差しの天気のコントラストが最高に気持ちよく、我ながら超難関校を受けている息子の事をしばらく忘れてしまった心境だったそうです。
他の保護者の方々は体育館でずっと待っていた方もいらっしゃったようです。
一日目の夜、息子はこたつで過去問に取り組んでいました。
二日目は夫が「帰りだけ迎えに行くから。」といい息子一人で学校に試験を受けにいき、二日目も塾の先生が応援で来られていました。
試験が終わった後二人で帰宅し、「どうだった?」と聞くと「多分受かってると思う。」と息子は話していました。