息子が東大に入ってから、私が想像していた「理系の進路」とは少し違う世界が見えてきました。
理系ってもっと単純な進路だと思っていました・・・
東大の進振りで見えてくる専門分野の違い
東大に入ると、いわゆる進振りを経て、それぞれの専門分野に進んでいきます。理系と言っても分野はさまざまで、中には高校までの勉強とは全く異なる、かなり抽象的で理論中心の世界に進む学生もいます。
大学院進学が普通という空気
院進が自然な環境
身近で見ていて印象的なのは、そうした分野では「大学院に進学する」という空気があることです。一般的な理系のイメージだと、修士まで進んで就職という流れが多いと思いますが、もう少し専門性の高い分野になると、「さらに先へ進む」ことが自然な選択になっているようです。
大学院は“同じ大学とは限らない”という選択
他大学の研究環境を選ぶこともある
また、大学院もそのまま同じ大学に進むとは限らず、別の大学の研究環境を選んで進学するケースもあるようです。そうした進路も一つの自然な選択肢なのだと感じています。
学部の段階から始まる進路の話
学生同士で「どこで研究する?」といった話をしている様子を聞くと、学部の段階からすでに将来の研究環境を意識しているのだなと思いました。
一昔前とは違う理系の進路事情
昔は進路が不透明だった分野も、今は広がる就職の選択肢
昭和の頃までは進路が見えにくいと言われがちだった分野でも、今は状況が少し変わってきているような兆しが見えてきた感じがあります。専門性の高い理系分野に進んだ後の道も多様化していて、研究職だけではなく企業で活躍する選択肢も広がってきているようです。
留学生との交流で感じる大学生活の変化
息子は4年生になりましたが、少しずつ環境も変わってきているようです。先日、夫が五月祭に行って息子に会ったのですが「外国人の学生と知り合いになり英語で会話してるけど、話が通じているのでとても嬉しい」と感想を述べていたそうです。文化祭で様々な学生とやりとりをしている息子を遠くから見ていた夫は、「ちゃんと学校で馴染めているんだなと安心した」と言っていました。
最近の院試事情を聞いてみた
先日、息子に大学院進学について最近の様子を聞いてみました。
各大学で説明会が行われているようで、志望分野の説明会は想像以上に参加者が多かったそうです。息子が希望している学科の東大大学院説明会(5月下旬実施)にも、かなり人が集まっていたとのことでした。
後日、学科ホームページで説明会資料が期間限定公開されるなど、情報提供も充実しているようです。また、他大学ではZoomによるオンライン説明会や都内での対面説明会も行われており、遠方の学生でも参加しやすい環境が整えられているようでした。
進路について教授にも相談したそうで、本人は引き続き研究内容を中心に考えている様子です。
大学院受験については、「普段からしっかり勉強している人なら十分望める」というのが本人の感覚とのこと。
親として感じること
親としてはつい先のことが心配になりますが、本人が楽しそうに取り組んでいる様子をみると、今は見守ることが大事なのかなと感じています。
時代とともに進路の形も、少しずつ変わってきているのかもしれません。そんな変化を息子からの会話で感じながら、院試本番まではまだ時間がありますが、引き続き動向を見ていきたいと思っています。