清和台めぐみ幼稚園(学校法人めぐみ学園)の未就園児の体験保育がきっかけだった(口コミ・レビュー)
お子さんの性格により、合う合わないと言うこともあります。
この体験記事は参考程度にお読みいただき、実際に体験保育や見学、説明会などに参加されることをお勧めします
兵庫県(阪神北地域)にある私立幼稚園のめぐみ学園(宝塚市と川西市に2園)の清和台めぐみ幼稚園に通わせていました。
3歳時に入園する3年保育で仏教精神に基づいて教育されている幼稚園ですが、宗派等お寺系ではない幼稚園です。
幼稚園に入園前、未就園児の体験保育を利用していた
通わせる前に未就園児の体験保育をこの幼稚園が実施していたので、体験保育(短時間保育)を利用してみました。
対象年齢は2歳からで何時間か預かってもらい保育してもらったのですが、最初は「いや〜っ!」と嫌がっていたのですが、先生と顔見知りになると自分から進んで幼稚園に入っていくようになりました。
慣らし保育のような感じで利用し、そのままその幼稚園に3歳(冬生まれなので正確には2歳)から入園させました。
制服がファミリア製で上品な雰囲気があり大変可愛らしかったです♪
清和台めぐみ幼稚園に3歳(早生まれで2歳)から入園する
私は最初、子供の知育とかそういう事より「自分が楽になりたい」という自分本位な気持ちで、しかも私立幼稚園は3年なので迷わず選んでいました。
近所の公立幼稚園は2年保育しかありませんでした。
育った息子を小さい頃から見てきて、この私立幼稚園の時を振り返ってよかったことを思い出してまとめてみました。
私立幼稚園にも色々なタイプがあって子供に自由にさせる園と、ある程度規律を覚えさせて学習から運動、体験をさせてくれる園とありますが、我が家が行かせた幼稚園は後者でした。
幼稚園就園奨励費補助制度という補助金支援は所得制限もありますが、当時の我が家は補助金を受けられる年収帯の家庭だったのでそれほど負担なく私立幼稚園に子供を通わせることができました。
私立幼稚園の教育内容がとても幅広くて、息子の知的好奇心を高めてくれた
この幼稚園はPTAがなく、親に全く負担がかからない幼稚園でした。
「育児が楽になりたい」、そんな気持ちで入れた幼稚園でしたが実際に通わせてみて、息子の言動や振る舞い、知的な事への興味の増加、その後の成長の仕方を見ているとこの私立幼稚園でよかったと思います。
幼稚園時代は礼儀作法を習っていたため、話し方がとても丁寧で所作はのんびりはしていましたがそれに加えて、集団生活を経験して常に周りを見て自分の立場を意識する冷静な感覚を身につけていきました。
私や夫は公立幼稚園卒で私立幼稚園へ入園するのは息子が初めてでした。
私立に入れると言葉づかいや振る舞いが丁寧になるんだね。自分の小さい頃とは育ち方が全く違うなぁ
帽子をかぶり、素敵な制服姿と園のバッグを持った小さな息子を見つめてしみじみと言っていたのを覚えています。
家に上がる時は靴を玄関で揃えたりと、今では絶対にしないことを当時息子はサッとしていました。
生活習慣をきちんと習っていた息子なのですが・・・・。
でも幼い時の教育って環境からとても影響を受けるんだなと感じました。
現在なぜ全くしないのか不思議です。親が気をつけないせいもありますね
清和台めぐみ幼稚園で様々な事を学ばせてもらった
保育期間が3年で様々な事を教わりました。色々な習い事をこの幼稚園で体験できるという感じですね〜。
この幼稚園は預かり保育もしていました。
私立幼稚園の教育内容
- 仏教系 昼食時にお祈りの言葉
- 日本文化に触れる 習字、座禅、お茶
- 豊富な授業内容 英語、運動やダンス、音楽、PC等
- 知育教育 お受験向けに知育玩具やひらがな等文字の習得
- クラブ保育 サッカー、木工、書道、手芸のうち好きなクラブに入って活動(バレエ教室もあった)
- 宿泊体験や遠足 自然と触れあう内容。年長になると遠方の野外活動センターへ行き宿泊体験
- 演技や演奏の実技 文化会館等でお遊戯会を開き音楽の演奏や演技で出演
年長になると、国立大学附属小学校や私立小学校を受験されるお子さんは別で礼儀作法のお受験教育を受けていたようです。
お受験教育でも知育の範囲は息子も習っていました。
たまたま家庭でもくもんや学研のドリルでひらがなや漢字の練習をしたり、タングラムやくもんのおもちゃ、ピグマリオンの知育玩具で知育をさせていたので、息子には新鮮味がなかったようで「幼稚園で同じ事してるよ」と言っていました。
幼い頃の体験はその後の人生にも影響を与えているかもしれない
小学校に上がるまでに、さまざまなことを教わったことは本当に良かったなと息子の成長した姿をみると本当にそう思います。
この時習った体験は今の自分に少しは影響してるかもしれないね
園で知育玩具のブロックで問題シートを解いて楽しかったことを思い出して息子は話していました。
息子が学問のほうへと自然と興味が増していったのは、幼い頃の知育玩具の他に幼稚園で色々なことを学んだり、友達が小学校を受験していく光景をそばで体感したことも影響があったのかもしれません。
元々、息子の「もっと知りたい!」という知的好奇心が高かったせいもあってこの幼稚園と相性が良かったんだと思います
幼い頃に人前に出て自分を表現することの大切さを、息子は東大受験や授業を経験して実感していた
お遊戯会も当時は嫌だったと息子は話していましたがその後東大受験、その後は東大授業を経験し、「なぜピアノの発表会や楽器の演奏会、ダンスや演劇などを小さい子供にさせるのかわかったよ。人が大勢いる場所でも動じずに自分のことを発表したりできる精神力を身に付けさせる意味もあると思う。大勢の人がいる試験会場で動揺しない精神力がもっと欲しかった。ピアノとかで自分のことを人前で表現する機会がたくさんあれば良かった」とお遊戯会や発表会を体験することの大切さを自分なりに分析していました。
東大の授業は1年生から選択科目によっては、他学部の学生と初対面で自分の意見や考えをグループで交わし、その考えを自分でまとめて発表する場面(言語は英語のみ)もあり「大学はコミュニケーションが苦手な学生だと色々と厳しい場面が多いので大変だと思うよ」と息子は話していました。
私も3歳〜12歳まで毎年習い事のピアノの発表会があり大ホールで演奏していました。
生徒数が多い教室だったので、先生は大きな会館の大ホールを借りてピアノ発表会を開いていました。
その先生は京都市立芸術大学の先生を師に持つ人で、生徒数も多かったのでもちろん見にくる保護者もとても多かったのを覚えています。
自分にスポットライトが当たり、周りは真っ暗だけれどもたくさんの人の顔がある前でピアノを弾いていました。
「楽器の演奏に限らず、人前で演じたり自分の表現を多数の人に見てもらう経験は大事なことだな」と私は思います。
私自身は息子ほどコミュニケーション能力は高くありませんが、幼い頃に鍛えられた体験のおかげで人前で何かを発表することだけは苦ではないので、人前で演奏する事は場数を踏んでおいてよかったことの一つになっています。