1月14日、15日の二日間行われる大学入学共通テストの日を迎える
大学入学共通テストの日が来ました。
いよいよやわ〜がんばるでっ!
いつも通りにしていれば大丈夫だよ
息子は理系を受験します。時間は10時すぎまでに受験会場に入る決まりになっています。
きっと車がたくさん来ると思うから慎重にいかないとね〜!
夫は車で送るご家庭が多く来られると予想して行ったのですが・・・。
夫が驚いた顔をして帰ってきた
息子を送って帰ってきた夫が「驚いたわ〜!」といきなり私に話しかけてきました。
学校に近づくにつれて車がたくさんあるんじゃないかと予想して行ったら、だーれもいなくて。
驚いたよ!一瞬、時間まちがえた?と焦った〜
息子がその時、自分の考えを夫に話していたようです。
文系は理系よりも受験開始時間が早いからだと思う。
理系受ける子は今回ここではほとんどいないからと違う?
夫が息子の他に受験生が受験会場に入っていかないかキョロキョロあたりを見回しましたが、3人くらいしか見なかったと話していました。
去年、神戸大学で受験した時は理系志望の灘高生やその他学生がたくさんいたのでにぎやかだったそうですが、今年の受験会場はひっそりとした環境のようです。
地域によって受験生の数や傾向が違うせいなのもしれないですね〜。
大学入学共通テストを受けた感想と自己採点を駿台マイページに記入
1日目のテストを終えて、息子に国語、英語、世界史Bを解いた感想を聞いてみました。
全体的にみて問題の文章量が増えてると思う。世界史Bは2022年より難しくなってる。
英語のリスニングはやさしくなってた
2日目の朝、息子は「数学1Aは昨年難化し予想以上に話題になったから今年はやさしくなってるかも」と予想していました。
そしてテスト終了後家に帰ってきた息子は、「今年は手応えあった、数学は1A 、2B両方易化してたで」と自信に満ちた表情を見せて話していました。
事前に自己採点して駿台マイページに結果書かないといけないから
大学入試センターホームページのトップページから共通テストの正解一覧を見て採点しました。
共通テストで点数高くても二次で取れないってことが充分起こり得るのが東大二次試験だから、気が抜けない
(後日、大学入試センターから令和5年度共通テストの理科②「化学」、「生物」の科目において得点調整の実施が発表されました。「地学」は受験者数が1万人未満と少ないので調整しないと書かれていました。)
今回どの教科が他教科より至らなかったのか把握してそれらを重点的にしつつ、全体もみていくと話していました。
2023年大学入学共通テストの結果(自己採点表)
2023年共通テスト、息子の自己採点結果は838点でした(傾斜集計になると839点になるようです)。その後得点調整が入り、化学の4点が追加されて842点に修正されました(傾斜集計では843点)。
教科 | 得点(満点) |
---|---|
英語・リーディング | 94(100) |
英語・リスニング | 92(100) |
国語 | 179(200) |
現文 | 89(100) |
古文 | 40(50) |
漢文 | 50(50) |
世界史B | 94(100) |
数学1A | 100(100) |
数学2B | 100(100) |
化学・修正後 | 89(100) |
物理 | 94(100) |
東大では共通テスト900点満点→110点満点に換算するのですが、こちらのサイト『大学入学共通テストの傾斜配点換算(自動計算サイト)』を使わせていただきました。
このサイトで科目別に計算してみると、842点は110点満点中102点になりました。
今回世界史94点取れたの、駿台の先生のおかげやで。他の教科もそうやけど
息子が共通テストについて話していました。
データネットによる共通テストの順位表
大学入試センターより得点調整が入る前のデータネットによる個人成績表に載っていた共通テストの順位表です。東大理一はA判定で146位でした。
志望校 | 判定 | 判定基準 | 得点率 | 順位/受験志望 |
---|---|---|---|---|
東京大・理科一類 | A | A825 | 93.5 | 146/3400 |
東北大後・理・数学系 | B | A285 | 92.3 | 6/113 |
兵庫県立大・理・物質科学 | A | A290 | 93.3 | 3/525 |
東京理科大・理・数学A | A | A685 | 94.3 | 8/354 |
駿台模試の10月に行われた記述模試とのドッキング判定です(データネット個人票より引用)。東大理一は偏差値81.2でA判定でした。
志望校 | 2次集計の偏差値 | ドッキング判定 |
---|---|---|
東大・理科一類 | 81.2 | A |
東北大理学部数学系・後 | 81.0 | A |
兵庫県立大・理学部物質科学科 | 84.8 | A |
東京理科大・理学部数学科・A | なし | A |
自己採点で今回の共通テストは1回目の740点より点数がとても増えて得点率は9割3分超えと良い結果がでましたが、息子は去年のこともあってか次に受験する慶応義塾大学と東大二次試験そして東北大学に向けてすぐ気持ちを切り変えていました。
「データネット2023」の得点調整後の一次通過予想点です。
東大理類 | 一次通過ライン |
---|---|
理一 | 695 |
理二 | 695 |
理三 | 750 |
2023年得点調整版 東京大学理科一類の合格可能性判定基準(データネットより引用)
理一の得点調整版が載っていました。
大学名 | 900点集計(A・B・C) |
---|---|
東京大学理科一類 | 830・805・780 |
2023年は東大理一は共通テスト結果でA判定が出ましたが、700点以上の受験者が昨年より増えているので共通テストの結果だけでは全く安心できない状況です。
息子は現役時に東大模試で共通テスト模試はD判定、2次試験とのドッキングでA判定を出し成績優秀者の中に入った逆転経験もあるのでやはり2次試験でしっかりと得点を取らないといけないということがよくわかりました。
E判定からの東大理3合格者も見聞きしているので、最後までわからないのが東大受験ですね・・・。
インターネット選太君をやってみた
駿台予備校・ベネッセの共通テスト結果と2次試験のシュミレーション「インターネット選太君」をやってみました。
共通テストの得点数と、駿台模試「第二回駿台・ベネッセ記述模試」か「第二回駿台全国模試」のどちらかの得点数の記入によって大学合格が判定できるサービスです。
駿台予備学校ホームページを見てみつけました。本人はシュミレーションに興味がないようでこちらの選太君はしていませんでした。
息子はこういうサービスがあることを全く教えてくれないので・・。私が試しにやってみました
東京大学理科1類
2次試験の判定は「第二回駿台・ベネッセ記述模試」の点数を記入しました(選太君に記入すると傾斜集計点の数値が共通テストの点数になっています)。
画像だけだと数字が見づらい場合もあると思うので表にもまとめました。
選太くんによる令和5年大学入学共通テストの自己採点結果による判定です。
判定 | 得点(得点率) | ライン | 第一段階通過ライン |
---|---|---|---|
A | 843(93.7%) | Bラインは805 | 695 |
駿台模試の個別試験判定です
判定 | 偏差値 |
---|---|
A | 81.2 |
駿台の個別試験と令和5年大学入学共通テスト自己採点結果による総合判定です。
判定 | 共通テスト配点 | 個別試験配点 |
---|---|---|
A | 110 | 440 |
分布を押すとこちらが出ました。
こちらも画像とは別に表にまとめてみました。赤字のところが息子の得点です。
判定 | 得点 | 受験志望人数(順位) |
---|---|---|
A | 884 | 2(1) |
A | 878 | 1(3) |
A | 872 | 5(4) |
A | 866 | 8(9) |
A | 860 | 17(17) |
A | 854 | 23(24) |
A | 848 | 40(57) |
A | 842 | 58(97) |
A | 836 | 61(155) |
A | 830 | 105(216) |
B | 824 | 98(321) |
B | 818 | 109(419) |
東大理一志望者は共通テストの得点数も高く、優秀な受験生が多いことがわかります。共通テスト得点修正前のデータネット順位は146位でしたが、修正後の息子の順位は97位に上昇しています。
A判定が出ても2次試験の結果次第では油断できない状況です。
実践を押すと、東大実践模試の偏差値を記入するようになっています。
そしてこちらがその記入によって出た、令和5年度選太くんによる令和4年第二回東大入試実践模試の結果による東京大学理科I類前期の判定結果です。
第二回東大入試実践模試 | 得点 | 判定 |
---|---|---|
一次 | 843 | A |
二次 | 偏差値69.0 | A |
総合 | なし | A |
東大理一の1次得点のA判定は830点以上、2次の偏差値(東大実践模試)は59.5以上です。
ライン | 一次(得点) | 二次(偏差値) |
---|---|---|
A | 830 | 59.5 |
B | 805 | 56.1 |
C | 780 | 52.4 |
D | 755 | 49.9 |
東北大学理学部数学科(後期)
続いて東北大学理学部数学科(後期)です。
選太くんによる令和5年大学入学共通テストの自己採点結果による東北大学理・数学系(後期)合格判定です。
判定 | 得点(得点率) | ライン | 第一段階通過ライン |
---|---|---|---|
B | 277(92.3%) | Bラインは275 | 705 |
駿台模試の個別試験判定です
判定 | 偏差値 |
---|---|
A | 81.0 |
駿台の個別試験と令和5年大学入学共通テスト自己採点結果による総合判定です。
判定 | 共通テスト配点 | 個別試験配点 |
---|---|---|
A | 300 | 800 |
東北大学後期数学科の募集人員が8人ととても少ないので共通テストが6位でもB判定になります。
息子の共通テストの得点率は92.3%で6位でB判定でしたが、総合判定ではA判定でした。
※実際に受験した人数は2022年度になりますが20人(志願者は128人)となっていて、志願者数と比べるとかなり減るようです。ほとんどのお子さんが後期の合格発表までにどこかの大学に進学が決まるからかなと思いました。
東北大学の模試を受けていないので、実践編の表はありませんでした。
東京理科大学理学部数学科(A方式)
選太君の検索、少し言葉を選ぶようです。
「東京理科大」や「理科大」では出なかったので「東京」で検索すると「東京理大」として載っていました。
選太くんによる令和5年大学入学共通テストの自己採点結果による東京理科大理学部・数学A(共通テスト)判定です。
判定 | 得点(得点率) | ライン | 第一段階通過ライン |
---|---|---|---|
A | 754(94.3%) | Bラインは660 | なし |
駿台模試の個別試験判定は共通テストのみなので判定なしです。
駿台の個別試験と令和5年大学入学共通テスト自己採点結果による総合判定です。こちらも共通テストのみなので配点だけ載っていました。
判定 | 共通テスト配点 | 個別試験配点 |
---|---|---|
なし | 800 | 0 |
得点は754点となっていましたが、こちらの合否分布図のところには754点のあたりは合格者が0人になっていて、表記ミスなのか違う結果になっています。
判定 | 得点 | 受験志望人数(順位) |
---|---|---|
A | 771 | 0(0) |
A | 763 | 1(1) |
A | 755 | 0(0) |
A | 747(747~754) | 0(0) |
A | 739 | 3(3) |
A | 731 | 0(0) |
A | 723 | 2(2) |
A | 715 | 0(0) |
A | 707 | 5(5) |
A | 699 | 5(5) |
A | 691 | 7(7) |
合否 | 人数 | 平均点 | 平均得点率 |
---|---|---|---|
合格 | 114 | 643 | 80.3 |
不合格 | 71 | 520 | 64.9 |
2次判定は本試験の得点ではないのであくまでも予想です。「こうなっていたらいいな」という程度に把握しておきました。
令和4年の大学入学共通テストの結果はこちらに載せています。
令和7年度から東京大学一般選抜で「情報1」を受験必須科目に
東京大学ホームページのカテゴリ「入学案内」を押すと、「入学者選抜の予告」という見出しがあり、そこに詳細が載っています。
令和7年の共通テストの国語も今の80分から10分増えるらしいよ。情報1もしないといけないし令和7年から範囲増えるね
息子は「令和4年から共通テストの問題量が増えてしんどかったけど」と話していました。