四谷大塚の全国統一小学生テスト、いつから受けていたの?受ける意味ある?
本棚を整理していたら、息子が小学生のころに受けた全国統一小学生テストの結果が出てきました
中学受験しない家庭だったが、小学生の頃は学力到達度を子供に把握させるために模試を利用していた
我が家は子供に中学受験をさせることは考えていませんでした。
息子は自学学習はしていましたが、小学生の頃に四谷大塚のテストを受けさせていた理由は次の3つです。
受けさせたのは、小学2年、4年、5年生の3回で各年一回ずつ、全国統一小学生テストを受けていました。
特記しておきたい箇所のみ、模試の結果を記載しています。
全国統一小学生テストの結果
小学2年
算数、国語の2教科。
偏差値:2教科で63.2 (算数55.4、国語66.8/1,230位/14,584人中)
男女別順位:641位/7,462人中
小学4年
算数、国語、理科の3教科。
偏差値:3教科で63.3(算数55.4、国語66.8、理科61.0/1,980位/22,083人中)
男女別順位: 1152位/11,249人中
小学5年
算数、国語、理科、社会の4教科。
偏差値:4教科で57.2(算数50.2、国語66.4、理科49.4、社会54.5/6,061位/24,148人中)
男女別順位:3,284位/12,302人中
国語が苦手だと思い込んでいましたが、実は国語が得意な方だったことがわかりました。
中学受験しない場合でも全国模試を利用した理由は?受ける意味はあるのか
子供が中学受験をしない、または塾も中学に進学するまで行かない場合、高校受験で志望高校を狙うまではこのような全国模試を定期的に受けておく事も良い事だと思います。
子供が今、どのくらいの位置にいるのかを自分で確められて、今後の学習の方向性を固める上でもとても良い資料になりますね。
子供が小学生の時に模試を利用したポイントを載せました。参考にしてみてくださいね〜
中学受験しない場合は偏差値や点数の結果は参考程度に見ておき、試験を受ける練習として利用する
四谷大塚の全国統一小学生テストは、中学受験する子供も受ける模試なので難易度も高めなようです。
中学受験をしないお子さんが初めて受けると点数も低く、いきなり偏差値の数字でレベルをはっきりと示されるのでショックを受けるかもしれませんね。
でも、普段から「難関校を目指している子供はこれくらいの学力がある」と把握しておくと、自分の学力を冷静に見ることができて数年後に受ける高校受験の練習にもなります。
偏差値という言葉や試験会場に慣れておく意味でも、小学生の時から模試に挑戦しておくのも良いかなと思います。
模試を受けることで自然と将来の目標を見つけるきっかけにもなる
子供が中学生になるまでは具体的な学校を目標に掲げるよりも、模試の結果を自分で見て日々の学力の成果を実感する事の方が大切だと息子の様子を見ていて思いました。
何度か模試を受けるうちに「志望校」や「偏差値」という存在を知って自然と自分で目標を見つけられるようになると、勉強にも自分から進んで取り組んでいくような気がします。
学力にはそれらの指標があることに気がついて「挑戦してみよう」と、息子は勉強に対して少しずつ前向きな気持ちになっていきました。
模試の範囲は中学受験算数など含んでいたりするので、テストの結果はあまり深く追求せず、学力到達度を把握する感じで参考程度に受け取っておくことをお勧めします。
中学受験しない子は、全国模試などは中学生になってからでいい。挑戦したいならやってみたら?って感じの利用で良いと思う
中学生になると、学校によっては五木模試など受けることになっていたり、難関私立高校受験生向けの駿台中学生テストも塾の勧めで受けたり、個人で受験できるようになります。中学受験をしないご家庭の場合は、本格的に模試の結果を利用するのは中学生になってからですね〜。
息子の全国統一小学生テストの結果からその後の駿台模試の結果を経てわかること
小学生の時は無理でも数年後は希望の高校や大学に入れることもある
小学5年時で偏差値が希望の学校の水準に達していなくてもその後の勉強次第で子供が憧れている学校に進学できる可能性は充分あることが、息子の一例でわかっていただけると思います。
焦らず長い目で子供の成長を見届けることをおすすめ
ブログに載せている息子の駿台中学生やZ会進学教室のテスト、駿台予備校での東大模試の成績の推移を見比べて知ってもらえたらいいなと思ったので、小学生時代の全国統一小学生テストの結果を載せました。
焦らず長い目でお子さんの成長を見守っていただけたらと思う資料の一つです。
長い時間をかけて将来の夢や、何を追究していきたいかなど自分の意思がはっきりとしたものに変わっていくこともある
自分がやりたいものは何か、興味があるものは何か、人生をかけて取り組んでみたい事は何かなど、小さい頃から子供に意思をはっきりさせることは難しいことかもしれません。
東大の金曜講座で学ばせてもらった際に、ある先生が「私は大学に入った時は『一体自分は何を追究していきたいのか』いまいちはっきりとは決まっていなかった」と話されていました。でも、大学生活中にあることがきっかけで生涯そのことをじっくり研究していきたいとようやく決まって、その後からは順調に自然とその道へと進むようになったと話されていました。
長い時間はかかるかもしれませんが、いつか自分の意思が固まるとそのあとは本人の取り組み次第でそれぞれ望む方向へ進んでいくような気がします。
周囲の子供の成績や進学情報は全く気にしなくても良いし、比べなくても大丈夫
お子さんが小学生から中学生の間は、周囲のご家庭の子供の成績や、お受験、中学受験の情報が耳に入ってしまって、つい自分の子と比べてしまい不安になってしまう保護者の方もいるかもしれませんね。
お受験や中学受験をしないご家庭は、それらの周囲よりも先に進んで受験していく家庭と比べる必要もないし考えなくても全然大丈夫です。各ご家庭の教育方針もいろいろなので、それらに無理に合わせる必要はないと思います。
その後の成長具合は様々なので途中経過は意識しなくて良いと自分の子供を見ていると実感します。
子供の可能性はいつ大きく伸びるか、また伸びなくなるかは本当に誰にもわからないことですから
それよりもあっという間に成長して巣立っていくお子さんの貴重な思い出の子育て(学習)期間をゆっくりと温かく見届けてもらえたらいいなと思っています。
気がついたら息子は大学生になって一人暮らししていました・・・