基本情報技術者短期取得のポイント2つ
基本情報技術者試験は、ITに関する基本的な知識、技能を試験でそのような能力があるかを判定する国家試験、情報処理技術者試験(2種類)のうちの一つにあたります。
そしてより専門性の高い高度情報処理技術者試験がその上にあり8種類あります。
息子は灘高校一年の時に国家資格の基本情報技術者の資格を取得しました。
合格率20%台の試験で主に社会人と大学生が受験します。
基本情報技術者試験は大学程度の入試問題より難しい試験とも言われているようです。
勉強1ヶ月で合格した方もいるそうですが3ヶ月〜半年が平均だそうです。
過去問サイトを中心に覚えたらいいよ
※2023年4月以降、試験制度に関して変更があることがIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)より発表があったそうです。以下の内容は息子が受験した年の攻略ポイントですので参考程度にお読みください。令和元年ごろの試験は、午後からの試験で息子は5つの出題の中から「表計算」を選択して試験を受けられたのですが現在「表計算」は出題されなくなり、午前試験が科目A(今までの午前試験と同じ範囲)、午後試験が科目Bになっています。
基本情報技術者短期攻略ポイント
- 「出るとこだけ!」参考書を試験2ヶ月前に購入
- 副教材は過去問が載っているサイトで学習
午後の試験は「表計算」を選ぶ
試験1ヶ月前から過去問サイト全部を訪問し全部した。試験は過去問サイトに載っていた問題が多かった。
灘高校の中間テスト期間と被っていたため両立が相当大変だったと話していました。
試験の2週間前になって慌てて学校の行き帰りの電車の中で過去問サイトを見て覚えたようです。
高校在学中は次の国家試験は二度とせんとくわ!
東大行ってからする。今回まじでしんどかったわ〜!
と言っていました。
大阪大学で基本情報技術者試験を午前と午後に受験
試験は大阪大学で実施され午前と午後の試験が2回。
午前中の試験で結果がすぐに判明し、不合格の人は午後の試験には参加できません。
午前中の試験で合格した人は午後の試験に続けて参加し試験を受けます。
試験会場は全国の指定された場所で行われます。会場は個人の自宅に届けられた受験票の記載により変わります。息子の時は大阪大学でした。
息子は当時午前をクリアできたので午後も参加し午後まで合計5時間試験を受けたそうです。
私は試験は午前中で帰ってくるとばかり思っていたので弁当を持たせていませんでした。夕方に帰ってきて、
お母さん、お腹すいたわ!5時間ぶっ通しで疲れた
ごめん〜!すっかり忘れてた
息子の資格取得に関心のなさに私はつくづくダメだなと思い、息子に弁当を持たせればよかったと反省しました。
試験内容は難しくはないけど面倒な事柄が多かったそうです。
息子以外大学生や社会人がほとんどでした。
試験の点数は午前と午後それぞれ100点満点で、息子は午前が78点、午後は91点でした。
2024年度から大学入学共通テストに「情報I」が受験科目に
2022年度から高校の必修科目に「情報I」が加わりwebセキュリティの基礎、プログラミング、AIの基礎を学ぶそうです。
NHKニュースでも2024年度から大学入学共通テストに受験科目として予定されていると報道されていました。
令和7年の共通テストについてこちらに少し内容を載せています。
政府が2024年に東京23区内の大学の情報系の学部・学科に限り、定員増加を許可する方針を出すニュースがNHKでされていました。