灘高校

灘校の学校生活(服装やスマホ、昼食や通学路について)

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校則について

学校は校則はないようですが、しかし、ちょっとした注意点はあるようです。

巣ごもりSon
巣ごもりSon

校則じゃなくて、常識をわきまえて欲しいということだったと思う

服装

私服で登校します。服は自由ですがズボンは長ズボンと規定されています。

サンダル、ランニングシャツ単体着用は禁止です。自転車通学、学校前で車での送り迎えも禁止です。

※半ズボンはOKになったそうです。

通学鞄

通学鞄をどうしようかと入学前に考えていましたが、塾で使っていたリュックを息子が「使いやすいから」とそのまま使い続けていました。

息子の同級生もほとんどリュックで登校していました。

キャリーバッグを引いて来るお子さんもいました。

余談ですが、東大でもキャリーバッグ派の学生を見かけました。

髪染めについて

巣ごもりSon
巣ごもりSon

髪染めは禁止になってたと思う、確か。知らんけど

息子の学年ではごく少数でほとんどいませんでした。

落ち着いた色の茶髪のお子さんはいましたが、特に違和感はなかったです(地毛かどうかは不明)。

他校だと学校によっては普通な感じもしますが、灘校では周囲に髪が明るめの生徒がいないので目立つ感じでした。

基本的に黒髪のお子さんばかりでした。

スマホ

授業中以外は使用可能です。

体育祭の時は持参し、自分の出番の時は椅子にスマホを置いて出場していたようです。

巣ごもりSon
巣ごもりSon

クラスごと出る時、出て行った後の椅子の上見たらスマホだらけやったわ

通学の行き帰りでスマホを落として画面を割る事もよくあるそうで、友達が落として割ってたと言っていたのですが、とうとう息子もその後割ってしまいました。

仕方ないので新しいスマホを購入して、画面に強化ガラスフィルムを貼りました。

灘中学、灘高校に合格されたらお子さんのスマホはぜひ対策をしておいた方が良いと思います。

他の学校でももちろんですね

巣ごもり博士
巣ごもり博士

出来たらストラップとか手帳型の方が良いのですが、

巣ごもりSon
巣ごもりSon

めんどくさいねん、友達もそのまんまやで

と付けたがりませんでしたが、さすがに今度は落としたくないのかスマホリングをつけていました。

通学範囲について

息子は大体1時間の通学でしたが、中には遠いところから新幹線で通学されていたお子さんもいらっしゃいました。

同級生の住んでいる場所を聞くと他府県も多いです(住まいとは関係ありませんが、帰国子女のお子さんも割といたようです)。

自宅が遠いので学校近くに下宿されているお子さんもいらっしゃいました。

様々な地域からこられているお子さん方と息子が交流できるのはなかなか無い環境なのでいろんな刺激を受けて何かを得てくれたらいいなと、そして貴重な出会いを大切にしてほしいと思っていました。

※学校で近隣の寮の紹介はされているそうです。

最寄り駅はJR住吉駅、阪神魚崎駅から徒歩10分、阪急岡本駅から徒歩25分です。

息子はJR住吉駅を利用していました。

折り畳みの傘が折れやすい、かもしれません・・・

通学路は風が強く吹く事が多い場所で、息子は2本傘を折っています。

軽量傘が楽でいいかなと思い買ってあげても強風で折れるし折り畳み傘は無くしやすいようで、風に強い普通の長い傘にしていました。

JR住吉駅4
改札右側にある通路を
通り学校へ

最終的に3本目の骨が強いタイプの折り畳み傘をやっと見つけて買いました。

通学路で

学校の校門近くの通学路では、行き帰りによく塾関係者の方が立っていてノートや消しゴムの入っているパンフレットをくださいました。

ボールペンやクリアファイルがついている時もあります。

最近ノートや消しゴムを買わなくなったのでなぜかなと思っていたら帰宅した時に「これ、配ってたから使うわ」とパンフレット入りのノートと消しゴムのセットを机に置いていました。

進学校では公立でも私立でも塾関係者の方が校門近くで配っておられるそうですね。

息子の友達が通っていた大阪公立難関の北野高校では人数が多いので、息子の学校よりも頻繁に配っているそうです。

もう一人の私立難関高校の洛南高校に通っている友達もよく校門前で配っていると聞いたそうです。

パンフレットは私にくれるので、塾選びで参考に読ませていただいていましたね〜。

昼食について

昼食については、息子は弁当持参の時もあれば学内の食堂のときもあり、駅前のコンビニで買ったパンを食べたり、ある時はお昼時間は我慢して(学校で授業を受けている間は外出禁止)学校帰りに油そば屋さんに寄って油そばを食べてくる時もありました。

学校から近いとんこつラーメン屋さんも生徒さんがよく利用されています。

天気が良い日は中庭やテラスでお弁当を食べている生徒さんもいたようです。

土曜講座やテスト期間中午前中までのテスト時間の時は、自宅近くの駅前の飲食店や牛丼屋さんでお昼を食べて帰ってきたりしていました。

通い慣れてくると西宮で牛丼を食べて帰ることが増えていきました。

飲み物は水筒を持って行ったりコンビニでお茶等を買って持っていったりしていましたね。

灘校の食堂のメニューを少し撮ってきてもらいました(食券機で先に食券を購入します)。

灘校食堂 ハニーチキン 450円

満足できる量だったそうで、美味しかったと話していました。

灘校食堂のハニーチキン

灘チキ 180円

灘校食堂の灘チキのポスター

追加で灘チキを食べることもありました。

灘校食堂の灘チキ
灘校食堂の灘チキ

放課後について

息子の場合ですが、クラブがある時は参加し、ない時は下校途中に繁華街の書店に寄って参考書や問題集、漫画を調べたり買ったりして過ごしていました。

灘校の校風について

灘校は「自主性」を重じています。

灘校は自主性を大切にしている

息子が入学してしばらくした時です。

あるひ突然「明日、遠足にいくから電車代頂戴」というので、私が「遠足って普通観光バスとかさ、電車とか団体で行かないの?」って聞くと、「うちの学校はそういうのないねん。自分ら各自で現地集合、現地解散やねん」と言いました。

そうなんだ・・・。

学校の方針でそうしていると思うので否定的な考えはありませんでしたが驚きました。

でもあまりにも大人が甲斐甲斐しく世話をしても子供の自立心も育たないと思うので、そういう考え方もあるし男子校らしいなあと思って電車代を渡しました。

在来生(中学から入学)の保護者の方と偶然お話する機会がありましたが、演劇鑑賞会や社会見学も子供達で現地集合、現地解散だそうです。ちなみに修学旅行も空港で現地集合です。

修学旅行も空港まで現地集合なんだ・・、息子は電車に乗り慣れてるから大丈夫だなと思いました。

文化祭や部活動、その他の事もほぼ子供達が中心になって運営したりしているようでした。

遠足もグループに分かれて各自行きたい場所を決めて自主行動していました。

集合は先生が決めた場所で集まっていたようです。

部活動では子供達が行き先を決めて長期旅行をしていた

息子は鉄道研究部に所属していました。

色々な部活を見学♪

灘校時代、夏休みは東北へ長期旅行を計画し部員達と共に行動して電車で旅をする事を体験しました。

巣ごもりSon
巣ごもりSon

色々な地域へ足を運んで地場産の食材を味わえるってすごく楽しかったし思い出になった。大人になっても自分でそのような旅をしていきたい

息子は部員達と一緒に知らない地へ行き、新しい環境を体験する事にとても新鮮味を感じてまた体験したいと思うようになりました。

「旅行中は上級生が下級生にホームや電車内、旅館内でのマナーなどを教えたりしていた」と息子が話していました。

灘校OBで東大生の先輩も旅行に参加し、息子達に東大生としての生活ぶりを教えてくれていたそうです。

巣ごもりSon
巣ごもりSon

バイトは何をしているのか、生活費はどれくらいかとか先輩に聞いたよ

こういう体験も子供の自主性を育んでいく大切なプロセスなんだなと思いました。

私の学生時代は息子とは真逆で自分で行動する体験をしなかったので・・・

巣ごもりママ
巣ごもりママ

大学生になると自主性を要求される

この記事を書いた後、息子が東大に入学して思ったことです。

どこの大学でもそうだとは思いますが、東京大学は自主性を要求されると思いました。

東大からのお知らせはネット連絡みたいなものでされたり、授業に関しては先生から直接だったりするのですが、なんとなく全体的に自分でなんでもすることを要求されているという感じを受けました。

なので、お知らせにもしっかりと目を通しておかないと来年進級できなくなることもあるかもしれません。

東京で一人暮らし&大学生活を送る事と重なり、10代で突然の自主性を要求される機会が急増した

そのように自分に責任を持たなければならなくなったり自主的に行動するよう要求されている環境に突然身を置くことになったので、息子は東大入学後の授業内容や一人暮らしをする事について気持ちを引き締めて話していたのを覚えています。

巣ごもりSon
巣ごもりSon

東大の入学後に関する情報量が多いし細かいから、これから自分はしっかりしないとあかんなと思った

息子は灘校で学校生活を送った事で「自分」というものをよりはっきりと自覚できたように思う

将来、子供が自立していくためにも自主性を身につけていく事は大切な事だと思います。

息子もその辺りは、一人暮らしをしているのですごく実感しているようです。

そう思うと、灘高校で自主性を育ててくださったことが子供を大学に進学させた後もスムーズに役立っているなと感じました。

今までどこか頼りない雰囲気があった子でしたが、灘高校に入学して2年、3年になるにつれて「自分はこれだ」と自己認識できる子に変わっていきました。

まわりの友達から良い影響を受けた事も要因の一つかもしれません

巣ごもりママ
巣ごもりママ
友達からたくさんの事を知る

行動も積極的になり、今まで絶対にしなかった一人で外出することも気軽にするようになって、少しずつ自立心が芽生えていってるんだなと嬉しく思っていました。

東大での大学生活も、息子は自分なりの居場所を見つける事ができたようで私はホッとしました。

私よりも息子のほうが数段しっかりしています・・・

巣ごもりママ
巣ごもりママ
  • この記事を書いた人

巣ごもりママ

乳がん既往歴主婦(ASD・ADHD)。 言葉がおそかった子供の幼児期→公立小中から灘高へ、そして東大生の学習記録や塾なし10年間の問題集、塾・予備校3年間、知育玩具、家族の趣味など掲載中です♪

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