いつか子供を東京の大学へ進学させたいと思っている地方にお住まいの方へ学生マンションの費用の一例を載せました
地方からお子さんを東京23区内に住まわせたいと考えておられるご家庭に我が家の体験を一例として知ってもらうために載せました。
学生の平均費用のデータだけでは一体どのくらいかかるのか伝わりにくいですよね?
具体的にこれくらい必要とわかれば、お子さんが小さい時から計画を立てておけば安心です(大学の格安寮もありますがここでは都内で借りることを前提として書いています)。
東京での一人住まいの準備費用や賃貸価格(2021年度)などを載せました。
参考にしてみてくださいね。
ユニライフに資料請求をしてみた
デメリットな部分(壁が薄く、ネット回線が弱い、4年後は引っ越さないといけない、住居費用合計金額が高めと言われることもある)も把握したうえで学生マンションに決めました。
隣人にどんな人が住んでるのかわからないという状況は親としては大変不安なので最初は一般のマンションは考えていませんでした。
ユニライフという学生むけ不動産賃貸のサイトで息子が希望する物件があり、条件も良かったのでお気に入りにしていました。
マンションノートという口コミサイトで事前に住みたいマンションのレビューを下調べ
マンションノートという口コミサイトに登録して住んでいた物件の評価を書くとポイントが入り、そのポイントを使って調べたいマンションの口コミの気になる点(マイナスな部分)を読むことができます。
夫は独身時代に住んでいた賃貸マンションの口コミを書いて、息子が希望するマンションの口コミを調べていました(レビューを見た限りでは、その物件は隣の音漏れもほとんどないと書かれていたので好印象を持ちました)。
次にマンションレビューというサイトを使っていた
2023年は「マンションレビュー」というサイトに会員登録しました。
こちらのサイトは2023年は期間限定で会員のみ1月10日から2月28日までレビュー見放題なので大変助かりました。
あと、グーグル検索を使って「気になる条件ワード 物件名」で検索すると結構検索結果の見出し内文章に出てくるので検索記入の仕方も工夫すると意外と情報を仕入れることができたりしますね〜。
事前予約は手付金1万円で物件を確保できる
人気物件で順番待ちのような状態でしたが運よく連絡が入ったので希望の物件に決めました。
お風呂、キッチンも供用でなく各部屋にあり非常時も安心できるマンションで家賃は月62,000円。想定していた価格よりも安かったのでその当時はホッとしていました。
事前予約する場合、合否の結果が出るまでは手付金1万円で物件を確保できて、キャンセルもできます。
東大の受験番号を画像添付でユニライフの担当の方に知らせておき、合格判明後に契約金費用を払います。
契約期間日数分(3月20日〜)の家賃と管理費等が必要になります。
「同じ物件の他の部屋に変更、検討中の方がいて、ご希望の部屋がご紹介できるようになりました」と連絡が来てそこから交渉が始まりました。
パソコンでのチャットとスマホの電話で行いましたが、スムーズに進みました。担当の方は疑問点なども聞けば詳しく解説してくれました。
学生マンションに決めて驚いたこと
- 初期費用が高め。(我が家が決めた物件の契約金は約49万円)
- 照明器具がないので買わないといけない。(家主が経費削減のため照明はつけないことが多い)
- 1ヶ月の費用は家賃+管理費だけではない。
- 1年更新の際、相場により家賃が上がる場合がある。(聞いたところによると千円〜数千円単位)
- 1年ごとに更新料がかかる。(こちらの物件では新規家賃の1ヶ月分)
契約金費用の内訳
契約期間は2022年3月20日〜2023年3月31日までの13ヶ月。
家賃:24,000円 3月分(契約開始日から入居までの12日間分)
管理費:3,490円 3月分(契約開始日から入居までの12日間分)
家賃:62,000円 4月分
管理費:9,000円 4月分
入館金:124,000円 (最初に家主に納める分)
敷金:62,000円 (退去時綺麗なら全額返金)
退去時基本清掃料:35,000円 (税込38,500円)
家賃保証委託料:35,500円
仲介手数料:62,000円(税込68,200円)
除菌施工費:15,000円(税込16,500円) 初回のみ
鍵交換代:15,000円(税込16,500円) 初回のみ
総合補償料:20,150円(税込22,165円) 13ヶ月分 火災保険の補償含む
総合補償0V0プラス:8,645円(税込9,503円) 13ヶ月分 傷害保険の補償含む
自転車ステッカー代:1,000円(税込1,100円) 初回のみ(交渉して自転車は使わないので1,000円減額してもらう)。
契約金総額:491,458円 (内税15,573円、手付金10,000円を含む)
※家賃、管理費等月払いのものは事務手数料として300円(税別)/月がかかります。インターネット初期設定費用は8,000円(税別)。
そして、このほかに引越し費用、家具や家電費用などがかかります。(大学に入学後、書く予定です)
更新時に必要な費用
一年ごとにかかる費用です。
更新料:新家賃の1ヶ月分。(相場により変わることがある)
更新時保証委託料:10,000円
更新事務手数料:18,000円 (税込19,800円)
総合補償料:18,600円(税込20,460円)
総合補償0V0プラス:7,980円(税込8,772円)
以上の内容になります。
1ヶ月にかかる住居費用は、家賃の62,000円、管理費9,000円、インターネット代2,700円(税別)、事務手数料300円(税別)で合計74,000円(税別)になります。毎月の家賃などの住居費のほかに交通費と光熱費、食費などがかかってきます。もちろん大学学費は別です。
交通費や食費などの1ヶ月の生活費(全国平均12万9090円。全国大学生活協同組合連合会、2019年度「第55回学生生活実態調査の概要報告」より引用)などは家庭により感覚が違うと思うので明確にはいくらと言えませんが、夫は「物価も上がってきてるので家賃込みの生活費は大体15〜18万(1ヶ月)とみている、その月によって急に必要なものがあったりするかもしれないから」と話していました。
息子はバイトすると言ってますが、最初の2年は慣れるだけで大変だと思うのであてにはしてません。
学生マンションは少し価格は高いかなという印象
東大受験一回目は学生マンションへの入居を希望していましたが、実際に仮契約してみて子供の教育費にお金がかかることを実感しました。
子供一人、地方から東京に勉学のために行かせるだけで学費以外にこれだけの費用がかかります。
関東地域に住われている方なら実際に物件を見たりして契約できるので、この価格よりも安くて良い物件を見つけられるかもしれませんね(高校受験塾の先生の体験談で、年の近い兄弟同士で同居しながら東京の大学に通っていた話を聞きました。1ヶ月家賃は10万円くらいだったそうです)。
そして息子は東大合格後、学生用マンションではなく一般のマンションを中心に賃貸物件を探してこちらに決まりました。