息子が灘高生の時に受けた大手予備校の模試成績表
得点、偏差値、順位を載せています。模試別に載せてあり、受けた日順ではないので見づらいかもしれませんがご了承ください。
現在東大生の息子の灘高校時代の模試の成績表です
最初はCやD判定が出たり順位も目立った感じではありませんでしたが、後半になると落ち着いてA判定が増えていきました。
息子の様子を見ていると、灘高受験も東大受験も受験まで残り半年という時期から急に集中力を出しラストスパートをかけるやり方で、キッチンタイマーも同じ時期から使っていました。
高校3年間は塾なし、通信教育教材もなし(アプリのスタディサプリのみ、高3の6月下旬〜卒業まで使用)、また勉強時間が予備校生の時より全然少なかったのですが、優れた同級生と競いながら共に灘高校で3年間学んだおかげでここまで成績を上げられたんじゃないかなと私は思っています。
代々木模試 東大入試プレ 第一回目
実施は2021年7月で志望科類は理科一類です。
特点(平均) | 偏差値 | 全国順位 | 2次合格判定 |
---|---|---|---|
226(163.9) | 61.4 | 90(823人) | B |
※代々木模試は2回目以降受けませんでした。
河合塾 第一回目の東大入試オープン、共通テストD判定から2次テストA判定を出し総合A判定で現役順位160位、成績優秀者として選ばれる
志望は東京大学理科一類です。
共通テスト模試点数(満点) | 合格判定 | 順位(全国) |
---|---|---|
775(900) | D | 592位(1450人) |
2次テスト(満点) | 順位(全国) | 判定(ドッキング) |
---|---|---|
207(440) | 436位(3675人) | A |
現役順位 | 全体順位 |
---|---|
160位(1450人) | 283位(1842人) |
共通テスト模試でD判定が出ましたが、2次テストの成績が良かったのか総合でA判定が出ました。
成績優秀者層の中に入りましたが息子は掲載不可を選び、欄には載せませんでした。友達も数人掲載されていましたが、掲載不可希望の子も多かったようです。
第二回目
二回目です。10月30、31日に行われました。
模試会場で入った教室は灘校生でほとんど占めていたと息子が話していました。団体受験なので当たり前ですね。
志望:東大理科一類 前期 定員:1108人
共通テスト模試点数(満点) | 合格判定 | 順位(全国) |
---|---|---|
830(900) | A | 201位(1998人) |
2次テスト(満点) | 順位(全国) | 判定(ドッキング) |
---|---|---|
208(440) | 653位(4121人) | A(A) |
総合 | 合格判定 | 現役順位 | 全体順位 |
---|---|---|---|
309(550) | A | 204位 | 298位(1998人) |
※2022年受けた模試の中で最後から二番目の模試がこの河合塾東大入試オープン2回目です(一番最後は駿台の第二回東大入試実践模試)。この結果が良かったので気持ちもほっとした様子で笑顔も増えていきました。
駿台 全国模試 2次型
実施は2021年9月。(受験者数 32161名 文系:9820名 理系:22341名)
第2回目
教科・科目別成績
教科 | 点数 | 席次(全国) | 灘高内偏差値(席次/全) |
---|---|---|---|
英語 | 131(200) | 624位(22225) | 58.9(31/156) |
数学 | 111(200) | 4202位(22249) | 45.8(97/156) |
国語 | 103(200) | 1628位(10795) | 54(56/156) |
物理 | 35(100) | 5351位(18370) | 46.6(95/156) |
化学 | 53(100) | 2070位(21247) | 51.1(75/156) |
教科集計偏差値
教科 | 偏差値 | 順位(全国) | 灘高内 |
---|---|---|---|
英国数理2 | 61.6 | 1325位(10508) | 72位(156) |
英国数理1 | 62.1 | 1234位(10670) | 71位(156) |
英国数 | 62.7 | 1156位(10759) | 64位(156) |
2次判定
志望大学 | 合格判定 |
---|---|
東大理一 | C |
東大理二 | B |
京大理/理 | B |
京大工/情報 | B |
阪大理/数学 | A |
阪大工/情報 | A |
慶応理工/学問A | B |
模試を何度か受けてきているので、少しずつ点数も上がってきました。
ですが数学は計算ミスなどのケアレスミスが多く、どうしても点が取れない様子でした。
高3の二学期頃、気持ちもやや不安定に
高校3年二学期の9月ごろになると、息子の様子が変わっていきました。
始終イライラしている様子。
私は息子のことが気にはなりましたが、あえて放置して見守りました。
おそらく駿台模試の全国模試2次型2回目の東大理一の判定がCだったので、自分の思い描いていた結果が出ず納得いかなかったんでしょう。
不安に思いながらも息子には何も言わず様子を見ていました。
河合塾 全国共通テスト模試
10月ごろから化学の成績が上がってきてほっとしました。自分で選んで買った本がわかりやすくて本当に良かったと話していました。
物理も本格的に勉強するようになったおかげで理解力が増し模試の得点も期待できると本人は自信を取り戻していました。
文系に進めばいいのにと思うのですが理系が良いようです。
全国共通テスト模試 第3回目
11月7日に行われました。
5教科7科目 759点(900)
現役順位360位(79869)
共通テスト換算得点:826点(900)
教科 | 偏差値/学力レベル | 席次(全国) | 灘高内 |
---|---|---|---|
総合1(5教科7科目) | 75.2/S | 592位(90508) | 21位(151) |
総合2(理系) | 70.6/S | 1519位(116669) | 65位(157) |
英数国総合 | 70.2/S | 844位(177131) | 26位(192) |
各教科の点数です。
科目 | 点 | レベル | 順位(全国) | 偏差値 | 灘高内 |
---|---|---|---|---|---|
英語 | 98/100 | S | 829位(247428) | 70.2 | 13位(192) |
リスニング | 89/100 | S | 4259位(241631) | 72.5 | 50位(192) |
英語L | 183/200 | S | 1826位(241208) | 72.5 | 21位(192) |
数学1A | 69/100 | A | 16157位(188658) | 62.7 | 145位(192) |
数学2B | 92/100 | S | 2298位(173500) | 73.1 | 56位(192) |
数学A+2B | 161/200 | S | 5377位(175356) | 69.8 | 105位(192) |
国語 | 174/200 | S | 1671位(235038) | 72.4 | 13位(192) |
物理 | 80/100 | A | 7076位(76405) | 64.8 | 78位(148) |
化学 | 83/100 | S | 1774位(95505) | 73.8 | 71位(154) |
世界史B | 78/100 | A | 5631位(44674) | 62.7 | 21位(89) |
10月30、31日に受けた、河合塾の第二回東大入試オープンとのドッキング判定での評価は東大理一、理二ともにA判定でした。
志望校 | 評価 | 順位(志望者) |
---|---|---|
第一:東大理一 | A | 209位(2230) |
第二:東大理二 | A | 158位(1823) |
第三:東大理三 | C | 176位(846) |
第2回 東大入試実践模試 駿台予備校
11月13、14日に行われました。
総合得点 189点 偏差値59
東大 理一 B (席次899/4812人)
東大 理二 A
「駿台模試はどうもね、問題の傾向が」と話していました。息子との相性があまり良くないようです。
私は問題を見たわけではないのでわかりませんが、河合の東大模試より駿台の東大模試のほうが難易度が高いのかもしれません。
実際に東大受験した結果も上記の通りの結果でした。理一はあともう少しという点数でした。
高校3年12月になると、灘高生の東大推薦合格の情報が舞い込む
「うちの高校から2人、東大推薦入試で合格したらしいよ」と教えてくれました(2023年灘高校の東大推薦合格者数は3人)。
現役時代、勉強にかける時間が全然少なかったことを息子はとても反省していた
塾に行かず、通信教育教材も取らずに独学で成績を上げることはできましたが、やはり東大理一の壁は高かったようです。
息子は模試もそこそここなせて気持ちの油断もあったせいか集中力にも欠け、途中で眠気におそわれて勉強に集中できない状態も起きていましたし、PCゲームも東大受験間際までやっていました。
本人も「真面目に高校1年からみんなのように勉強時間を多くとっていれば現役で東大に合格できたと思う」と反省し、予備校時代は勉強時間も入れると1日の時間をほとんど勉強に費やしていました。
きちんと高校一年からコツコツ勉強していた高校からの友達数人は現役で東大に合格しました。
休日もパソコンを起動する時間もなくなり、日々勉強している状態が普通の光景になりました。
浪人したことで今までの「勉強って時間かけたら良いって思うのは違うで」と言っていたゆるい気持ちの自分を反省することができ、息子にとって「浪人生である」事は本当に良かったことだと私は思っています。
息子は2022年の東大受験は12月頃からやる気がなくなっていったと話していました。
ネットで調べてみると色々原因をあげられていましたので、そのようなサイトを見てどれが当てはまるのか、該当する場合は自分を見つめ直してみるのも良い方法だと思います。
2023年も1ヶ月前あたりから昨年と同じような予兆が息子にきていましたが、なんとか乗り越えられたことをこちらに載せています。
息子の場合ですが今年の様子を見ていると、筋トレをしている期間はメンタルも調子良かったので、運動はとても良いと思いました。
睡眠の質も大事かなと個人的に思っていて、耳栓を買って使わせていますが熟睡できるようになっています。
高校3年時に大手予備校の各模試を受けておいてよかった点をこちらに載せています。
浪人生となった2022年の模試の結果はこちらにのせています。