2022 駿台予備学校 高卒クラス 入学案内のパンフレットが自宅に届く
入学説明会が合格発表の後にあったのですがEXコースを希望していたので、説明会を待たずに学費を全額払って済ませました(通常は分割で払うようです)。
その際にパンフレットの送付をお願いした分が自宅に届きました。
東大受験1度目の反省と今後の対策
初めての東大受験を終えて息子が見直したほうが良いと思った点を書いてみました。
息子の様子を見ていると、
これぐらい簡単
と話していることが多かったですね。
勉強時間も周囲の生徒と比べると全然少なくて受験勉強してるような雰囲気ではなく、高校受験時のようにゲームをよくしていました。
はたから見ると、東大を志望している真剣な受験生には全く見えませんでした。
灘高校受験で家であまり勉強に時間をかけなくても合格した成功体験が影響していると私は思っています
夫や私は「実るほどこうべを垂れる稲穂かなだよ(パナソニックの創業者、松下幸之助氏も座右の銘としていた一文)」といつも息子に話していたのですが・・・。
「東大受験の勉強は自分でできるし、時間を沢山かけたら良いというものではない」と普段から本人がよく口にしていた事が今回の大学受験で大きくマイナスに響いたのかなと思っています。
この優越感がなければ、東大1本にせず滑り止めの大学をきちんと考えたり、塾にも高校2、3年生くらいから通っていたと思います。
息子の一例から
難関高校生は自分の学力の高さに慢心しがちなこともあるので、謙虚な気持ちを忘れないようにしておくことをおすすめします。
TR会は必要ない、模試の成績良いし！無塾でこの成績やったらいける、東大
こんなことを当時、息子は話していました
相談サイト、情報サイトの記事でたまに息子と同じ体験をされたお子さんの内容を目にすることがあります
失敗は成功の何倍もの経験になるし、『男子3日会わざれば刮目(かつもく)して見よ』って言葉があるように、日々頑張っていると三日会わないだけでも上達して変わる可能性もあるからね
うん！
大学受験を初めて経験した息子は来年のために色々と自分で対策を立て直していました。
予備校の保護者会で先生はこう話していました。
今年、駿台予備校の大阪EXコースに入学してきた生徒は東大一本のケースが多かったです
体調を整える
高校時代、体の不調をよく訴えていました。
大学受験終了後に消化器内科を受診し、内視鏡検査も受けて腸と胃を見てもらいリラックスさせる漢方薬をもらっていました。
食事内容もFOD MAPを参考にお腹に優しい食物にしてほしいと息子から言われて改善しました。
その効果もあってか、現在は体調も問題なく過ごせています。
受験する大学を幅広く見直す
「来年は浪人したくないので30校ほど考える、私立も受ける」と本人は話していました。
大学で勉強したい気持ちは誰にも負けないから！勉強できたらどこでもいいよ。私立大学も是非受験したい
文房具を見直す
東大の答案用紙でマス目が小さい時、シャーペンで書くと文字が潰れてしまうから芯が潰れにくいタイプのがいい
文房具屋さんに行って、三菱鉛筆のクルトガを買っていました。
クルトガの新開発、クルトガエンジン
- 文字が太らない
- 文字にムラがない
クルトガは線が太らないので、細かい文字も書きやすく、同じ太さのシャープ芯でも従来のシャープより細く書けるようです。
教科で不足していた分野を見つけ、見直す
改めて自分で見直してみると、結構見落としていた部分、出題される問題の傾向を把握できてなかった部分がある。
物理とかは後で演習し直してみて、全部出来たからやっぱりある程度の練習が必要だと思った。勉強に対してあまり真面目に向き合ってなかったのも原因
ネットでいろんな専門家の方の東大問題の今回の傾向などを読んで、自分の問題点を見つめ直していました。
受かった子とか調べてみたら、英語や数学は自分の点数でも受かってる子がいたみたい。
やっぱり理科をやらかしたせいかなと思ってる。理科を克服したい
予備校に息子が入学できて、親の私はホッとしました
予備校のパンフレットが届いて私はそれをみた瞬間に、「やっと予備校に行ってくれるようになったのか」という安堵感でいっぱいになりました。
高校受験の時も息子は塾の友達や塾の先生方とのコミュニケーションでたくさんのことを教わりました。
灘校時代も周りの優秀な友達や先生方から色々と学び、刺激を受けて一段と自分なりの進む道が決まっていきました。
そして、今回も同じ雰囲気を感じたので、きっと息子は予備校に通うことが楽しくなり、集中して大学受験勉強に励んでいくと思います。
様子を見ていると、学べる環境が好きなようです。
「専門的に学ぶ」、「その道のプロから学ぶ」というシチュエーションが魅力に感じる子のような気がします。
入学後、心が不安定になった時にとった対策
9月を過ぎた頃突然息子が話しかけてきました。
お母さん、なんか知らんけど不安やねん。不安感がある
え？何か辛いことでもあるの？
別に学校とか人とか関係ない。なんとなく不安
理由ははっきりとは言いませんでしたが、時期的におそらく模試で上位をキープし続けることや来年合格できるかどうかがプレッシャーになってきたのかなと思いました。
模試の成績は多少上下することは普通な事なのですが、A判定からB判定に変わったりすると少し気持ちも不安定になるようです。
受験期の間、サプリメントを取っていた
検索して調べてみましたが鉄やビタミンDが不足すると精神が不安定になるそうなのでヘム鉄とビタミンDのサプリメントを試しに取らせてみることにしました。
いろんなヘム鉄が販売されていますが、私はアサヒのディアナチュラのヘム鉄×葉酸＋ビタミンB6・B12・CとネイチャーメイドのスーパーD(1000IU)を買いました。
ヘム鉄は一日分で350mg含有している商品です。
あまりに多すぎても便秘になるので(過去に私が鉄剤で経験済み)、ほどほどの量を選びました。
そして１週間後の夕食の時間に息子は話し始めました。
あれ、ほら言ってたやつ、ヘム鉄とビタミンD良いかもしれへん。最近トップバリュのDHA・EPA入りおさかなソーセージをおやつに食べてるせいもあるかもしれへんけど調子いいわ
そう〜！良かった
DHA・EPAも後ろ向きな気持ちを前向きに変えてくれる効果があるというのは前から知っていました。
どの方にも効くかどうかは私は専門家ではないのでわかりませんが・・・・。
※医師向け医療ニュースサイトの「ケアネット(CareNet.com)」には脳とビタミンD、DHA、EPAとの関係について興味深い記事が載っています(リンクフリーかどうか不明でしたのでリンクはしていません。お知りになりたい方はケアネット内の検索窓を利用して記事を探してみてください)。
乳がんサバイバーの私はビタミンD以外のサプリメントはとっていません。
浪人中はヘム鉄と酪酸菌(強ミヤリサンで一日1錠)、ビタミンD、DHA・EPAサプリメント(大塚製薬・ネイチャーメイド・スーパーフィッシュオイル)も取らせるようにして息子の様子を見ていましたが、気分も平常で良かったです(筋トレも家でしていたのでその効果もあると思います)。
大学生になった今は、息子はビタミンDと酪酸菌(どちらも1日1錠)だけとっています。
