小学生の間は塾に通わず中学受験しないお子さんへ、東大生(元灘高生)の息子は小学時代、何を家庭学習していたのかまとめました
塾に通わず自宅で勉強しているお子さんがいるご家庭向けの内容です
息子は中学2年の春まで家庭学習で勉強を続けていました。
小学生の間は中学受験しない家庭学習を続け、公立中学2年から2年間だけ塾に通い灘高校に合格した息子です。
小学1年から3年までの問題集で、取り組んでいた市販の問題集と通信教育などを載せています。
お子さんによって合う合わないということもあります、参考程度にご覧ください
目次
息子がなかなか言葉を発しないので心配になって1歳から家庭学習を始めました。
幼児用向けのくもんや学研の工作ドリルは2歳からしていました(周囲のお子さんと同時期に話せていれば、ここまで熱心にはしなかったと思います)。
息子は幼稚園児くらいの頃から小学1年生向けのドリルを始めていました。
文章中に出てくるドリルは学研とくもんの見開きドリルのことです〜
小学1年生でやっていた範囲
基本的な学習はドリルと通信教育でしたが、それだけじゃ物足りなさそうだったので子供がより深く学びたいと言った範囲を市販の問題集で補っていました
息子が小学1年生の時、気がつくと幼稚園の頃からしていたくもんと学研の小学ドリルが4年生の範囲まで進んでいました。
ドリルは基礎を学ばせるために使っていました。
くもんと学研のドリルを継続しながら他の問題集もし始める
次に市販の小学生向け問題集をさせてみようかなと息子に「やってみる?」と聞くと「やりたい!」と言ったのでまずは優しいのをえらんでさせていました。
最初なので息子がドリルの教科で好きだった国語と算数だけ。優しい内容の問題集です。
小学1年から中学1年まで学んでいた教材について
国語と算数が軌道に乗ったら、徐々に理科と社会の問題集を増やしていきました。
予習と読書のために買っていた教科書ガイド(理科・社会)
小学1年の頃から教科書ガイドも使っていました。
算数と国語は市販の小学生向け問題集でどんどん勉強していったのでガイドは理科と社会だけを買って、予習と読書のために使っていました。
一緒に教科書ワークも購入して息子にさせていました。
理科と社会だけ買っていました(小学校中学年までは国語と算数を中心に市販の問題集を取り組ませ、理科や社会はそこまで熱心にさせていませんでした)。
息子は市販の問題集のほかに自分でやってみたいと選んだZ会通信教育、ベネッセの英語教材ビーゴ(途中からビーゴグローバル。幼稚園年長の頃に撮った、学習机で学習マンガを読んでいる写真がありますが、それを見るとビーゴが写っていたので幼稚園からビーゴをしていたと思います)を受講していました。
進研ゼミも良いと思います。進研ゼミは楽しく学習出来るように工夫されています。
最近ではタブレット学習も一般的になり、記憶の定着率を考えて作られているので効率よく学習できると思います。
息子に中学から通う塾についていけるだけの学力はつけさせてあげたいなと思っていました
小学2年生から勉強していた問題集
学研とくもんのドリルを3年生で終了し、中学受験問題集に少しずつ取り組んでいった
この頃から息子は一日3教科の市販の問題集(難易度は得意な科目は標準レベル、苦手な科目は優しめのレベル)をするようになり、自分で時間割を作り平日は毎日勉強をさせていました。
もちろん強制ではないので3教科しない日もありましたが、ほぼ毎日自主的に何か勉強はしていました。
そしてこの時から少しずつ中学受験問題集へ取り組んでいきました。
本格的に学び始めるお子さんの負担にならないように、一番得意な1教科から始めることをおすすめします
本屋にはいろいろな問題集がありますが、中学受験塾系の問題集はよくまとめられていて 実績があります。
安心して学ばせることができるし、高校受験の時にも国語、理科、社会の知識は役立ちそうだなと思ったのでよく購入しました(一部を記事の後半でご紹介しています)。
欲張って全教科中学受験問題集へと移行していません。
少しずつ、まず得意な算数が1冊軌道に乗ったら、じゃあもう1冊国語はできるかな?と様子を見ながら、徐々に普通の小学生問題集→中学受験問題集へと変えていきました。
社会は最後まで普通の問題集でした。
算数を中心に国語も毎日採点はしていましたが、私は国語が苦手なのでわからない時もありました。
「お母さん、これどうすんの?」と聞かれた時だけ一緒に考えたり調べてみたり、ヒントをあげたりしていました。
理科と社会に関しては本人から聞かれたことがないので教えていません。
中学受験問題集の算数について
公立中学にお子さんが進まれる場合
中学受験をしないお子さんは中学受験問題集の算数はされなくても良いです。
私は数学が好きだったので最初は好奇心で中学受験問題集の算数をさせてしまいました。
途中から高校受験まで使える時間に限りがあることに気がついて、
小学課程の算数を終えていた息子に中学教育課程(中学生)の数学の範囲へと方向転換させました
教科書ってすごく大事です
公立中学に行かれる場合中学に進学するまでは、教科書や教科書ガイド、市販の小学生向け問題集や中学生向け問題集、そのほか補習向け学習塾や通信教育などで良いと思います。
中学受験の算数は独特です。
小学生で中学の公式を使わせずに難しい文章問題を解かせないといけないので、中学受験の算数問題を考えておられる先生方はすごい大変だなと思います。
でも中学に入学すると途端に公式中心の授業になります。
私は中学受験算数を教えていて「もう〜これ、公式使ったら1分で解けるやん!じれったい」と思ってしまって、我慢できず息子に「これ、公式あるから覚えといたらいいよ!」と教えちゃったこともあります。
公式はきちんとなぜそれを使うのか等はじっくり教えましたが・・・・。
※我が家2名の実体験ですが中学受験用算数を学ばなくても中学数学は習得できます。
母も数学教師でしたが中学受験算数を習得せず数学を大学まで学びました。
学習塾に通われているお子さんは塾で習っている勉強をしっかり学ばれるのが良いですね、
あれこれ手をつけないのがベスト
算数が好きで公立中学へ進学するまで基礎をじっくり学習していた
現在は英語のほうが得意になっている息子ですが、幼い頃は算数が好きでした。
今も数学が好きで通っている東京大学教養学部の科類は理科一類(工学部・理学部)です。
算数が得意なお子さんは小学課程範囲を終えたら最初に中学教科書と教科書ガイドを読んでみる
算数が得意なお子さんは家庭学習で小学課程を終えたら、中学教科書ガイドや優しい中学生問題集の数学をゆっくり公式の理解など時間をかけて読んだり学習されていったらと思います。
私の経験ですが数学は公式を深くしっかり学ぶと応用ができるようになり難しい問題も徐々に解けるようになっていきます。
先に進むという意識よりも、ゆっくりと中学からの数学に少しずつふれていく事の方が大事かなと思います。
教科書は特にじっくり読み、何度もゆっくり読んで一つ一つの言葉の意味を理解したり(わからない時は検索したり)、真似して実際に図形など教科書に載っている例題を書いてみるとある日突然文章問題で「この公式とこの公式を組み合わせて応用したら解けるわ」という感覚に気がつく時が来ると思います。
これは公式を深く自分で学ばないと得られない感覚でした。
暗記では得られにくいと思います。
この感覚に気がつくようになると、そこから先は習得スピードも上がっていくと思います。
私がそうでした。
中学2年のころでしたが、そうやって小学の教科書→小学の教科書ガイド→中学の教科書→中学の教科書ガイド→市販の優しい問題集と進めていき、気がつくと矢野健太郎先生の「解法のテクニック」など(母が使用していた中学生〜高校生向けの矢野先生の古書が自宅に数冊あった)読みながら学習できるまで学力が上がっていたので、高校数学の数1までの範囲は自学学習で習得できていました。
高校受験の12月頃になると数学だけはほとんど100点を取るのが普通になっていましたし、五木模試の数学は偏差値も高くなっていき、奈良県の公立高校入試問題の数学は100点を取れていました(入学後、教師から「うちの学校で入試の数学で100点は君一人だけだったよ」と教えてもらった)。
まさに読書百遍やね〜灘校の数学の先生も「数学は暗記の学問じゃない」と言ってたよ
※読書百遍義自ら見る・・・わからない本でも繰り返し何度も読めば次第にわかるようになるという意味(「魏志」王粛伝注董遇伝より)。
小学生なのでまだ教科書を入手できないと思いますので、優しい中学生向け参考書や本などおすすめします。ご兄弟がおられるところは教科書や教科書ガイドを借覧されると良いですね。
灘高校受験の時も「公式を暗記ではなく、説明出来るように深く理解を心がける事」と息子は塾で教わっていました。
その他、日本の数学者の小林昭七先生の本「微分積分読本 1変数」にも公式の深い理解はとても大事だと書かれています。
ゆっくりと公式を教科書や教科書ガイドなど優しく書かれているものから読んだり書いたりして学習し、それから優しい市販の中学生向け問題集などに取り組んでいってみてください。
徐々に少しずつ段階を経て学習の難易度をあげていくのがコツです。
そうやって取り組んでいくと中堅〜難易度高めの問題集へと到達する機会が自然と増えていくと思います。
息子は駿台予備校のEXコース(認定証がないと入れない理3含む東大・医含む京大・阪大医系志望のクラス)で学んでいましたが、ゴッドと言われている数学の先生(数学四天王の一人)から「君達は難しい問題を数多く解いてきたと思いますが、教科書や教科書に書かれている公式をよく読んで理解することは今の時期(1学期)はとても大切なことです」と教わり、急遽教科書を引っ張り出してきて読み直していました。
中学受験をしないので時間がある
中学受験を否定しているわけではなく、中学受験しないお子さんがいるご家庭に向けての内容です
公立中学に進まれる算数の得意なお子さんは中学受験をしないので高校受験までは沢山の自由な時間があります。
じっくりと時間をかけて学べるチャンスです(部活も一生懸命されるお子さんはあまり時間もかけられないかもしれませんが)。
数学に深く触れることができる機会がたくさんあります。
息子も小学生の頃から小学算数〜中学数学は終了し、中学1年で高校の数1の途中まで学んでから中学2年春に入塾しました。慌てて勉強したわけでもなく、ゆっくりやってその進度です。
普通の早さで数学に取り組んでもおそらく、算数が得意なお子さんなら中学受験をして入る生徒よりも先に超えて数学を習得出来るか、高校入学時にそれらの学校の授業に追いつくくらいにはなると思います。
それだけの長い自由な期間を確保出来るので、落ち着いてゆっくりと自分でスケジュールを立てながら学習に取り組んでみてください。
将来難関高校を受験する事を目標に小学生の間から少しずつ得意な数学を決して慌てないで、1週間〜1ヶ月で1つの内容を学ぶ感覚でコツコツ市販の問題集も取り入れていけば、高校受験の頃にはかなり進んだ勉強ができていると思います。
勉強しているのではなく、「数学を研究している」感じですね。
そのような状態に慣れてくると、中学1、2年から難関高校受験向け進学塾に通い出しても数学に関しては自然と進んだ内容の授業にすんなりとついていけるようになっていくと思います。
東京出版「高校への数学」シリーズが解けるようになってくると数学の場合ですが、難関高校が目の前に見えてくるでしょう(全部できなくてもOK。中学から進学塾に入る予定なら難関高校の出題傾向を把握しておく程度の使用で良いと思います)。
「中学への数学」ですが、中学受験をしないのであれば無理にしなくても良いです。
息子もしていませんでしたが灘高校に入れたので大丈夫です(中学2年から進学塾との併用ですが)。
「中学への数学」はせずに「高校への数学」へ進んで勉強していました。
中学受験算数はお母さんに勧められて問題集とか最初はやったけど中学受験しないならやらなくていいよ
東京出版HPのカテゴリ「高校への数学」の「増刊号」にも「国立・難関私立高校受験」「公立・中堅私立高校受験」「中高一貫校の生徒」等各学校のレベルに合わせた学習方法が載っていますのでご覧ください。
国語、理科、社会などの中学受験問題集は中学へ進学する時の前段階の知識として覚えておくために活用されるのも良いかなと思います。
社会ですが息子は中学受験用問題集はしてません。z会の通信教育の社会と市販の普通レベルの問題集のみです。
息子が通っていた進学教室でも高校受験時は社会は塾のテキストだけで、国数英を重点的に教え、次に理科を教えていました。
こちらにも中学受験しないご家庭向けの記事を載せていますので、よろしければご覧ください〜。
実はちょっとだけ、小学生のころ灘中学に行きたいなと思ってたよ〜
灘高校を目指している小学生のお子さんへ(中学受験しないご家庭向け)
息子の灘高校受験の経験から、灘高校を目指しているお子さんへのおすすめポイントは次の事柄です。
普段から新しい情報にも興味を持っておく
理科ですが、灘高校を目指されているお子さんは物理もおすすめです。
小学生の時から子供向けの優しい物理の本を図書館等で借りたりして読まれても良いです。
知っておくと灘高受験の時にスムーズに受験問題集に取り組みやすくなると思います。
息子は中学2年生の時に塾の先生に勧められてから物理問題集を購入していましたのでその時期でも大丈夫かもしれませんが、ご心配なら先に雑学程度に本で知っておいても良いかもしれませんね。
無理して問題集などで先に勉強しておかなくても、息子の様子を見ていると小学生の間は読書程度の知識で充分だと思います。
もちろん、物理がものすごく大好きなお子さんなら進んで取り組まれるのも良いですね。中学受験進学塾出版社から問題集は出ているようです。
息子は大学受験生の頃、将来なりたい道に進む為に物理と数学、英語、国語そして化学を重点的に学んでいました。
そして、灘高校受験におすすめのこのポイントは大学受験の際にも生きてきます。
大学の入試問題は昔とは少し変わってきている問題が増えてきている
灘高校の入試問題(理科)では初見で解かせる問題が出るので、日頃から理科の分野で新しい情報が出たら読んでみたり、初めて知る理科系の内容について読む機会があれば自分で「これはどういうことなんだろう?」と深く考える癖をつけておくことは、思考力を様々な視点から要求する問題が増えてきている大学入学共通テストやその他大学受験のためにも良いと思います(「灘高校の入試を受けた感想」にも同じ内容を載せています)。
過去の大学受験の問題はパターンを覚えたら済むようなものが多かったと思うけど、今後はいろんな方向から捉えさせて解かせる問題が増えていくと思うからしっかりと自分で考える癖をつけておいた方がいいよ
※2023年の東大入試問題の生物や化学に関しても駿台予備校の「入試問題分析シート」を読んでみても似たような解説が載っていました。
「やっていた中学受験問題集」は参考程度にお読みください。
中学受験算数問題集は公立中学に進まれるお子さんはされなくても構いません。
それよりも四則計算が素早くできるように日頃から計算練習などしておくほうが大学受験の際に活きてきます。
計算って地味ですがすごく大事なんですよ〜。
(「受験対策を小学生の時からやっておけば良かったと息子が話していたこと」に載せています)
やっていた中学受験問題集を載せました
日能研は中学受験問題集でも有名ですね〜。本屋でも目立っていたので目に止まりました。
日能研の問題集
基本問題 日能研
基礎的な内容を学習できます。理科、算数を主に6年まで購入しました。
要点がまとめてあり使いやすい問題集でした。
小学 ウイニングステップ 日能研
2年の終わり頃、本人が「よけいなイラストがなくて文字中心で覚え やすい」という理由で選びました。
全教科だいたい買ってさせていました。優しい問題から順に載っているので勉強しやすかったと思います。
中学受験用 ベストチェック 日能研
理解できているかどうかの確認のために購入しましたが、中学受験をしないので算数だけ購入しました。
どの分野ができていて、または理解できていないかがわかりやすくてよかったです。
理解できていないと分かったところは、別の参考書で復習させていました。
算数の問題集、参考書や本
他にも買っていましたが、特に覚えていてよかったものを載せています。
10才までに身につけたい算数センス 思考力を伸ばす 図形編 小学館
小学1年生になる頃に買い与えました。図形に関して柔らかい考え方をして欲しいなと思って選びました。
図形の基礎から応用までわかりやすく解説してありますが、最難関中学を目指しているお子さん向けかもしれませんが良い本だと思います。
本として日々目を通して少しずつ利用されればいいかもしれませんね。
受験算数の裏ワザテクニック 図形編 新装版
裏ワザシリーズは中学受験の算数がすごくわかりやすい参考書でした。
何冊か購入しました。
息子もこの本を読んでかなり算数の知識はついていたと思います。
でも、「丸暗記で覚える」暗記カードは息子にはあわなかったようで、理屈なしで覚える事が苦手だったようです。
自分なりに解釈し読んで理解して覚えていました。
速ワザ算数シリーズ 文英堂
我が家は数の問題編(新刊は規則性・場合の数)のみ購入しました。
基本的に私が見て「わかりやすい」と思ったのを購入していました。
速ワザ算数シリーズは具体的な答案例を載せてくれているので、とても参考になりました。
見やすいページ構成です。息子もこの問題集は覚えていて「わかりやすくてよかった」と言っていました。
文理のトップクラス問題集レベルの難しい問題をわかりやすく解説してくれています。
わかりやすくてよかったよ〜
シグマベスト 塾で教える算数 文英堂
手元に残っている問題集で「シグマベスト 塾で教える算数」がありますが、小学3年〜4年の頃に教えていました。
トクとトクイになる!小学ハイレベルワーク 算数 (旧刊は「トップクラス問題集 算数 文理」
算数の得意なお子さん向けです。中学受験をされないお子さんはこの問題集はしなくても大丈夫です〜
この問題集と並行してやさしい問題集もさせていたと思います。
「問題集4年」まで購入しました。息子が3年の時にシリーズを終わらせました。
(トップクラス国語は小豆色の方だけ。算数は徹底理解編と青い表紙の方と2種類)
この頃は息子が学校に行っている間に私がこれで予習して、息子が帰宅した後わからないところを教えていました。
私は算数の問題を解くのが楽しくて、過集中して晩ご飯の支度もできなくなった事もあります。
この問題集は難易度が高めです。
数学がかなり得意な方なら最後まで教えられるレベルだと思います。
この問題集が難しいと思われたら、旺文社の「まちがえるところがすっきりわかる」シリーズや文英堂の「速わざ算数」が優しく解説されていると思います。
今思えばよくやっていたなあと思います。
息子はトップクラスシリーズの算数と国語をしていました。
トップクラスには標準〜ハイクラスの問題をまとめた「徹底理解編」があります。
あまり覚えていませんが、算数は水色の「徹底理解編」を2年だけやって、それ以降は青色の「トップクラス問題集」に取り組んでいった気がします。
算数は途中から中学範囲の数学問題集へ切り替え移行したので、トップクラス中心ではありませんでした。(中学受験をしないので)
国語はピンク色の「徹底理解編」はしませんでした。小豆色の「トップクラス問題集」をしていました。
こちらは新刊の「トクとトクイになる!小学ハイレベルワーク 算数2年」です。
文理の公式HPにもトップクラス問題集を使って中学受験をされたご家族の読者レビューが載っています。
理科の問題集
理科や社会の問題集はほとんど購入していませんでした。たまたま買った算数図形版がよかったのでついでに買ったのがこちらの理科問題集でした。
中学入試 理科のまちがえるところがすっきりわかる 旺文社
塾系問題集のようなシンプルなものでは無く、図とイラストが大きくて文章もわかりやすく書いてあり、息子が難しい問題につまづいたときにこの問題集で復習して覚えていきました。
理科シリーズと「算数図形のまちがえるところがすっきりわかる」を買っていました。
私も独特な中学受験算数が理解しやすかった問題集です。
おすすめ!
国語の問題集
語彙力アップ1300 1 小学校基礎レベル すばる舎
国語は語彙がわからないとダメかな?と気楽な気持ちで、このすばる舎の「語彙力アップシリーズ」を全冊させました。
自分で採点できるタイプなので息子が自分で取り組んでいました。
ページ構成がシンプルで使いやすく、わかりやすくまとめられているので「一日1ページだけする」などすぐ実践できる問題集でした。
息子も一日1ページだけしていたと思います。
夏休みなどのときは一日2ページほどしていました。
コツコツ毎日1ページで全シリーズ終えました。
完璧に覚えるということではなく、「こういう言葉もあるんだな」と知る範囲を増やす目的でされることをおすすめします〜。
「あ、知ってる」っていう言葉を少しずつ小さい時から増やしておくと将来大学受験の英語の試験の時にも役立つよ
息子は現在、趣味でシソーラス辞典(同義語や同意語などの類語検索辞典)も使っています。
ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集(小学生版) 大和出版
小学2年生の時の息子がこの問題集を解いている姿を動画に撮っていました。
お母さん動画に撮って
なぜ撮っていたのかは不明です。
私が国語が苦手だったので、国語力をつけれるものはないかなと探して購入した本が「本当の国語力」でした。個人的には出口汪シリーズの方がわかりやすいと思いましたが、息子は取り組んでいたようです。
出口汪シリーズのわかる国語で少しずつ他教科の学力をあげる
本屋で問題集を色々探していた時、横開きの大判サイズのドリル風の問題集は見向きもしていませんでした。
冊子タイプを常に見ていたのでなかなか気が付きませんでした。
国語は全ての教科の基本となる主軸のようなものだと思います。
私自身が国語が苦手なので他教科を勉強する時も苦労しました。
数学が好きでも証明問題の時、解き方や答えはわかってもどのように文章を書いて採点者に説明したらいいのか困った事があります。
ですので、まず一番大事な国語を重点的に学習させるような流れにしていきました。
息子をみていると、私よりはずっと国語の理解力が高いので恐らく他教科もスムーズに理解できているんだろうなと思います。
論理エンジン 水王舎
見た目は地味ですが国語力をつけるのに良いと思う問題集です。
私は国語力が無くて困ったまま大人になった後、実際に目を通して「すごい、わかる」と思った問題集です。
息子もコツコツ解いていました。
国語をどうやって教えたら良いかわからなかったので、このシリーズはお世話になりました。
国語をわかりやすく理解できるよ〜
出口汪先生の問題集に私がハマったのも「新日本語トレーニング」がきっかけでその後論理エンジンをあわてて購入しました。
出口汪の新日本語トレーニング 基礎国語力編 小学館
子供に国語を教えていて出口先生の書籍に出会うまでは「国語は超苦手」と思っていました。
ふと書店で手にした「新日本語トレーニング」を見て「なんかわかりやすい」と購入。
実際に私が解いてみると、国語ってこういう考え方で導いて答えを考えるんだなあとすごく感動しました。
嬉しくて私も2冊はやりました。
国語で解ける喜びを初めて知った参考書です。
息子も国語はあまり得意ではなかったのですが、論理エンジンと日本語トレーニングでだいぶ出来るようになったと思います。
シリーズがたくさん出ているので、息子にあったものだけ購入していました。
息子が取り組んでいたものは「出口汪の新日本語トレーニング 基礎国語力編」ですが(当時は小学生用がなかった)、こちらの小学生用をおすすめします。
出口汪先生シリーズを終えたら、国語の問題集で息子がやりたいといったものから次々取り組ませていきました。
あまり覚えていませんが、市販のトップクラス問題集の国語、z会編集部の国語、日能研の国語のシリーズも息子の好みで選んでいました。
英語に関してはこちらに載せています。
小学4年からはこちらになります。
これらの学習体験は、我が家の場合の一例ですので必ずしも全部同じように取り入れるのではなく、「うちの子の場合はこの問題集はどうだろう?合うかな?」とお子さんと一緒に書店に行っていろんな問題集を手に取って確かめてみてくださいね〜。