家庭学習していた息子が気がつくと灘高生となり、そして東大生になった
私は子供が幼い当時から大学は行かせたいとは思っていましたが、具体的な学校は考えていませんでした。
気がつくと東京大学を志望校にしている灘校生として学校生活を送っていました(通塾は中学2年から2年間だけ)。
灘高校に入学後は通信教育も取らず、塾も行かずに自学学習を継続、東大模試もA判定が増え、共通テスト模試も灘校内順位が21位にまで上がりました。
令和4年(2022年)共通テストの第一次選抜は通過しましたが、東京大学理科一類にはあと一歩という二次試験の結果でした。
2022年春から駿台予備校の大阪校EXコース(東大[理3]・京大[医含む]・阪大医学部志望で認定証がないと入れないコース)で1年間勉強をして、2023年晴れて東大生になりました。
思いもしなかった東京大学合格までの息子の生育歴を記録しておきたかった
乳がんをきっかけとしてブログを始めたのですが、息子はどのように成長して東大を目指せるまでになっていったのか忘れないうちに記録しておくことも同時にするようになりました。
子育て中のご家庭の皆さんに「ある家族の一例」として読んでいただけたらと思います。
完全素人の子育て記録です、参考程度にご覧ください〜
よく借りた絵本の一冊
たあんきぽおんきたんころりん―たんたんたのしいうたづくし 長谷川摂子 福音館書店
この絵本は言葉遊びの歌が載っています。
その他に、「がたんごとん がたんごとん 」(安西水丸著 福音館あかちゃんの絵本)、「もこ もこもこ」(谷川俊太郎著 ぽっぽライブラリ みるみる絵本/私が所有していた絵本)「しょうぼうじどうしゃじぷた」(渡辺茂男著 福音館書店/息子の好きな絵本)、「くれよんのくろくん」(なかわみや著 童心社/夫が好きな絵本)など名作絵本を数えきれないほど夫は読み聞かせしていました。
Sonは「たあんきぽおんきたんころりん」のかぼちゃぼちゃぼちゃのフレーズが大好きで、かぼちゃぼちゃぼちゃというと、きゃっきゃっと笑ってもう一回!と何回も読まされたよ〜。
図書館で返す時も「もう一回借りて!」とせがまれて何度も借りたなあ〜。
他にも紙芝居もたくさん借りて見せたよ〜
こどもの「やってみたい!」という気持ちにそって学習を支えていきました。
先取り教育は全く意識していませんでした
幼児から小学中学年までの家庭教育スケジュール
この通りに100%こなしていた訳ではなく、本を読んでいない日もあったり、運動会等でしんどい時は勉強していません。
室内遊具や口に入るおもちゃは危ないので2歳くらいまでは注意して見ていましたが、それ以降はつきっきりでは見ていません。
私は飽きっぽいところがあるので
子供の家庭教育で親はどうしていたのか?
親の勉強の手助けについて
- 私は数学が得意なので算数だけ教えた(他教科は採点だけ)
- 小学高学年から自分で勉強と採点をするようになる
- 私は国語が苦手なのであまり教えなかった
- 小学1年生からZ会通信教育を始めた(親は教材には一切関わっていないというか、採点答案用紙やお知らせさえも見てない)
- 理科・社会は息子が雑学本、学習漫画、参考書、教科書ガイド、教科書、標準的な問題集等で覚えたので教えていない
- ベネッセの英語教材、ビーゴ(2歳から幼稚園まで)とビーゴグローバル(小1〜6年まで)(教材に任せて親は一切関わっていない)
- 英語はそのほか小学高学年から勉強サプリ(現「スタディサプリ」)、NHK基礎英語は少しだけ
その他、遊ぶことに関しては私は徹底的に子供の様子を見ておもちゃ等買っていました。
- 自分のものを買うより子供が喜ぶもの、ためになるものを優先していた
知育を伸ばす学習玩具などのおもちゃを中心に、手先を使い創造できるブロック、積み木やミニカー、プラレール、シルバニアファミリーなど想像力、空想力をふくらませるおもちゃも購入。水、土、粘土を使うおもちゃも。
庭で遊べる玩具や室内ジャングルジム、そして鉛筆で線や落書きなど書いて遊べるドリル系にも手が伸びていきました。
今思えば『何か為になるものはないか』と気にしすぎていたかもしれません・・・
私はハマるとそればかり集中するところがあるので
算数以外教えなくても勉強が出来ていった要因の一つ
こどもちゃれんじ、学研やくもんのドリル、z会通信教育、ベネッセの英語教材で基礎的な学力が複数の教材でしっかり身についていったのも私が算数以外教えなくても勉強ができるようになった理由の一つだと思っています。
通信教育、ネット教育は魅力的なものが色々ある
息子はz会通信教育を小学一年生の時に「z会にする!」と自分で選んで学んでいました。
ベネッセの進研ゼミや他社の通信教育教材も良いと思います。
楽しく学習できる工夫がされています。
現在の通信教育はタブレット学習、オンライン学習を取り入れているところも多く、昔より家庭学習の環境は格段に良くなっています。
スタディサプリなどの教育アプリ等もありますので、お子さんがやってみたいなと思うものをネット等で検索してお好みのものを取られるのが一番良いですね〜。
通信教育教材ではありませんが、Youtubeの勉強系動画も取り入れても良いと思います。
通信教育教材の一番良いところ
親がつきっきりで教えなくても一人で計画通りに進められる点です。
※通信教育を取り入れない場合でも教科書、教科書ガイド、市販の問題集等で充分学力はあげられるとは思いますが道しるべがあったほうが「先の見えないストレス」も少なく安心感は大きいと思います。(自分の経験ですが・・・)
息子の性格も通信教育と相性が良かった
性格がすごく生真面目なところも、この通信教育と相性が良かったのかもしれません。
教材に書かれた通りの期間できちんとやっていました。
あと、その日にする勉強を自分で決めて必ず毎日していました。
目次
早期教育や幼児教育という言葉には全く興味がなかった
私はこのブログを始めるまで早期教育や幼児教育といった言葉は検索したことがなく「先取りさせたい」気持ちもありませんでした。
息子が灘高校に進学してから幼い時の記事を書こうと写真を見ていると約数を教えていたノートの写真があったので、「でも、約数っていつ習うのかな?」と調べているうちに、「自分が早期教育をしていたの?」と気になり良いのか悪いのか調べてみました。
早期教育について良い意見もたくさんありましたが、否定的な意見も本当にたくさんありました。
親との教育に対する思いのズレから子供への教育を大事に取り組んでいった
今思えば、親と私が親から受けたい教育のズレはすごくありました。
自分の育ってきた環境を思い出し、自分の子供にはちゃんと自分で将来のことを考えられる環境だけは整えてあげたくて、小さい頃から「学校には幼稚園〜大学院があるんだよ」等学校のことを教えていました。
言葉が遅いことをきっかけに家庭学習を始めた
息子の口から言葉が出るのが遅かったのでくもんのひらがなことばカードを見せたのがきっかけです。そのことばカードから家庭教育は始まりました(2才になっても2語文で話さなかった)。
話しだすのが遅い子、言葉を話さない子と世間では言われたりしますが息子はまさにそんな子供でした。
動作も全てが遅くのんびりした子でしたが、私はそんな息子がとても可愛くて大事に育てたいと思いました。
早期教育を自分がしたとは今も思っていません。
子供が自分から「やってみたい!」と思うならスポーツや芸術などなんでもさせてみたら良いんじゃないかな?と育った息子を見てると思います。
その後、話せるようになって自然と学習に興味を持つようになっていった我が子ですがスポーツなど他に興味がもしあったらきっと、そちらの方に見守っていましたね。
資料館、博物館などの文化施設によく行った
小学校高学年までは外へ自転車で出かけ公園で友達と遊んだり、小学高学年になってもたくさんおもちゃであそんでいました。
休日は夫が図書館はもちろん博物館や資料館、動物園、水族館、昆虫館、展覧会、空港、公園、海や山など自然が多い地域などに連れて行きました。
地域の小さな展示資料館や小規模なレジャー施設などもありましたね。
夫が人混みが苦手で落ち着いた場所を好む人だったので自然とそうなったのかもしれません。
私は引きこもりがちだったので夫が子育てを手伝ってくれた
私は人付き合いが苦手で子育ても下手だったので、夫が息子の面倒を手助けしてくれました。
0歳〜幼稚園までは息子が熱を出したりすると出社時間を遅らせて車で病院に連れていってくれたり、幼稚園、小学校の行事は必ず参加してくれました。
普段もお風呂に入れてくれたり、土日は息子のために車でいろんな場所へ連れていって楽しませてくれました。
自治会の子供会の行事も夫が参加し、息子も一緒について行きました。
夫は図書館に必ず週末に行って本を借りては返し、借りては返しと繰り返し利用していました。
なかなか話さなかった0歳から2歳まで子供にしていたことや家庭学習
三つ子の魂百までって昔から言われてるけどそうかもしれないね
現在の成長した息子の姿を見て夫はそう話していました。
0歳の時にしていたこと
ベネッセのこどもちゃれんじを始める。
おもちゃで遊ぶ。
1歳の時にしていたこと
1才になっても言葉を話さないので心配になり漢字カード、ひらがなカードを見せて話しかける。その他おもちゃ。
ディズニービデオ(英語で字幕スーパー版)、ミッフィー、しまじろうのDVD、NHKの幼児教育番組など。
幼い頃見たDVD、TV
- ディズニービデオ(英語、字幕スーパー)
- ミッフィー、こどもちゃれんじ(しまじろう)のDVD
- 乗り物のDVD
- NHKの幼児教育番組や教育テレビ
平日ほとんど子供と接する時間がないので絵本だけでも続けたいと思ってしていたよ。
読むとすごく喜ぶので可愛くてね〜
くもんのジグソーパズルSTEP0を本人にやってみせると喜んだので、シリーズを少しずつ購入していった。
(1歳6ヶ月ごろ「はい」と言ったと母子手帳に書いてありましたが、意味のある単語をたくさん話す感じではなく、「これは?」だけを言う時期が一年近く続きました。)
2歳の時にしていたことや家庭学習
この頃になっても発するのは「これは?」ばかりで、それ以外は黙ったまま。
まだ2語文で話す雰囲気がなかった。
喋らないので義母に「全然喋らないね。うちの子の時はもう喋ってたよ?」と言われて不安になっていた。
大丈夫、いずれ話すようになるから
夫の励ましもあってそのまま子供の様子を見る事にしました。
2歳0ヶ月から学研の幼児ワーク、公文の幼児ドリルで遊んでいました。
(本屋でドリルを購入し遊ぶ。最初だけ教えてあとは本人の好きなように。この時期は一緒に作って遊ぶ感じ) ベネッセのちゃれんじワークも良いと思います。
夫が鉛筆の持ち方を教えていた。
くもんのジグソーパズル STEP1〜2。
乗り物大好きな息子だったので、電車や車シリーズを選んでいた(STEP7まで。くもんを終えると市販のジグソーパズルへ)。
ペンでさすと言葉などを音声で教えてくれるタカラトミーの知育玩具(おはなしせんせい)などをはじめる。
夫が絵本の読み聞かせを就寝前に毎日していた。
息子がディズニービデオやしまじろうを見たがり、テレビデオ(テレビにビデオが内蔵されたもの)で映しながら他のおもちゃで遊んでいた。
TVはNHK教育かビデオ。
2歳ごろからアクアプレイで遊ばせてみる。
2歳半頃から子供がしていたこと
夏ごろから私立幼稚園の未就学保育(週に1,2回くらいで短時間預かり)に通う。
(未就学保育に通園前頃から1単語単位で「これは?」以外の言葉を発する)
おもちゃで遊ぶことがメイン。 キュボロ(cuboro)で遊ぶ。
学研の幼児ワーク、公文の幼児ドリルで遊ぶ。
公文、学研の学習玩具で遊ぶ(ジグゾーパズル、100だまそろばんなど。100だまそろばんはこの頃は教えないでおもちゃとしてさわらせて遊ばせていた)。
ディズニービデオ(字幕スーパー、くまのプーさんやその他ディズニーの物語)、Richard Scarry's、ミッフィー、こどもちゃれんじ(ミッフィー、ちゃれんじは日本語)を特に好んで毎日繰り返し朝から晩まで見て喜んでいた。おもちゃで遊びながら見ていた。
夫は絵本の読み聞かせを就寝前に毎日していた。
3歳前ごろにやっと2語文を話すようになって言葉数が増え、長めに話すようになる。
話すようになると話し方はのんびりしているが、ものすごくしゃべるようになった。
図鑑から本へと興味が広がっていった。
3歳〜私立幼稚園時代になると子供は遊びや読書が中心の毎日を過ごした
3歳のころにしていたことや家庭学習
幼稚園に入園前(早生まれで2歳)、近所の方から「 Sonくん、100まで数えられる?」と突然息子に話しかけてこられたのですが、
1、2、・・20、21、・・30、31、・
息子が数字をゆっくり続けて言い出し「もういいよ〜、ありがとう。へえ〜、もう数えられるのね〜!」とその方が驚かれたのを覚えています。
夫が息子をお風呂に入れる担当だったのですが、一緒に入った時に教えていました。
一番最初は1〜10まで一緒に数えて覚えさせて、できるようになったら10から1まで逆に数えさせて、次は5から数えさせたり。
1飛ばしで1、3、5、とか、5飛ばしとか、3飛ばし、100から逆に数えさせたりとかしてたよ〜。
足をバタ足して動かしながらキャッキャっと笑って喜んでやってたなぁ
息子は湯船からすぐ出ようとするので、「ゆっくりつかる」ことを覚えさせようと思って夫は数遊びをやっていたようです。
私立幼稚園に入園
PTAがなく、親との付き合いも少なくて済むと口コミで知りある私立幼稚園に入園させました。
特別こだわっていた訳ではなく私が引きこもりママだったので自然とこの私立幼稚園を選びました。
そんな安易な気持ちで最初選んだ園でしたが、実際に通わせてみてとても良かった幼稚園でした。
幅広い分野を学ぶことができたり色々なことを体験できたり、一番大事な幼児期を充実した環境ですごさせる事ができたのは本当によかったと思います。
点描写、ひももようなど数学の能力をあげる知育玩具を始める(最初だけ教えてある程度自分でできるようになったら好きなようにさせ、私はつきっきりではなかった)。
公文系の学習玩具でたんぐらむ、図形キューブつみきで遊ぶ。
「ひらがな書く!」と言ったのでくもん、学研の小学生向けのドリル(本屋で購入)スタート。
3歳はひらがなやカタカナの程度。こちらにドリルが床に散らばってる写真が載っています。
ディズニービデオ(字幕スーパー版)、しまじろう、Richard Scarryその他DVDを本人が好んでビデオカセットも取り替えて一日中流す。
夫が帰宅しても怒らなかったので、寝る前までビデオやDVDを流し続けて見たり、おもちゃで遊び続ける。
絵本の読み聞かせ毎日1回(たまに紙芝居も)。おもちゃで遊ぶ。
自分で絵本を読むことが増えていく。
TVはNHK教育かDVD、ディズニービデオ。民放はアンパンマン、ドラえもんなどアニメ番組をたまに見ていた。
4歳になると、息子は家庭で学習漫画や知育玩具に触れることで少しずつ学問に興味が出てくるようになっていった
ヌマーカステン(ピグマリオン)など算数の基礎学力を上げそうな知育玩具をさせてみる。
ヌマーカステンで数の合成・分解を理解するようになると、自然と「ノートに描きたい!」といい、丸で表現するように。
そして、「足し算、引き算したい!」というようになった。
その流れでひらがな、カタカナだけをさせていたくもん、学研の小学生向けの学習ドリルを書店で購入、本格的にスタート。(学習スピードは本人に任せる。平日毎日だがしない時もあった。土日お休み)
絵本の読み聞かせを夫が毎日1回。
雑学的な絵本や図鑑、本を読みだす。
おもちゃで遊ぶ。
ディズニービデオ、こどもちゃれんじDVD、Richard Scarry等。
TVはNHK教育が多め。
プーさんのPCソフトで簡単なABCなどの英語に触れて遊ぶ。
知能能力向上ソフトも遊ぶ。
この頃から絵本に加えてドラえもん学習まんがや日本の歴史、ちびまるこちゃんの学習まんがを読みふけるように。
その様子の写真をこちらに載せています。
幼稚園から帰るとすぐドラえもん学習まんがや図鑑、絵本を読み、TVは英語版のプーさんとディズニーのビデオ、しまじろうを必ず見てそしておもちゃで遊んでいました。
5歳になると私立幼稚園でお受験教育を受け、学力によって特別な学校へ進む子供の存在を自然と知るようになる
年長の時くらいから幼稚園でお受験用知育教育を受ける(「家でやってる事と同じ事してる」と言っていた)。
くもん、学研の小学生向けの学習ドリルを続ける(学習スピードは本人にまかせて平日毎日。自分から「やりたい!」としていた)。
絵本の読み聞かせを夫が毎日1回。
おもちゃで遊ぶ。
TVゲームのクリエイティブゲームやサンドボックスゲーム、シュミレーションゲームにハマる。
学習マンガ、図鑑、絵本を読む。 ディズニービデオ、Richard ScarryなどDVD。
ベネッセこどもちゃれんじ終了。
TVはNHK教育、民放も区別なく自由にさせていたが息子は基本はDVDやビデオを見て、時々NHK教育を好んで見ていた。
民放はドラえもんとちびまるこちゃん、サザエさんなどのアニメ番組をよく見ていた。
息子が大好きなプーさん(英語に親しむ程度)のPC向け学習ソフトを見つけて遊ばせてみたり、知能能力向上ソフト(知能研究所)で遊ぶ。
プーさんの英語ソフトを喜んでやるようになったので、ビーゴへ自然と移行していった。
小学1年生から3年生で子供は知的好奇心も高まるが、親は塾には通わせなかった
息子は公立小学校に進学しました。
小学生になると塾に通い出すお子さんが周囲に増えていきますが、我が家は小学生の間は家庭学習で充分と判断して塾には通わせませんでした。
息子は友達が塾に通うようになり毎日の友達とのコミュニケーションで塾で教わる話を聞く事で、それが刺激になり「自分で学習して知識を増やす(自学力・または学育)」意欲に燃え出したのかなと私は思っています。
子供が小学1年生の時は通信教育とドリル、市販の問題集が中心の家庭学習
ベネッセのBE-GO。(後半から「BE-GOグローバル」に変わったのでそのままグローバルへと進む)
Z会通信教育をやりたいと本人が決めて、取り組み始める。(進研ゼミ、その他通信教育でもOK)
くもん、学研の小学生向けの学習ドリルが4年まで進む。(進度は個人差があるので、本人のできる範囲で)
この頃から市販の小学生向け問題集(優しめ〜普通のレベル)を購入し勉強。 最初は国語と算数だけ。(時間は本人に任せるが、平日毎日10分でもする。土日お休み)
優しい問題集が終わると国語と算数を中心に標準レベルから少しずつ難易度の高い中学受験問題集へ。
プーさんなどのディズニービデオ、Richard ScarryなどDVD。
一日一回読書をすることが定着。
本の読み聞かせ(2年生まで時々夫は本の読み聞かせをしていた)
おもちゃ、TVゲーム(クリエイティブゲーム)で遊ぶ。
図鑑、本、雑学本、学習マンガなど幅広く読むようになる。
幼稚園年長から中国語などの語学に興味を持つようになっていった
小学2年生くらいまでは、私の両親の影響(親は中国が好きだった)で実家にある漢文の本をながめたり、中国語を習得しようと自分で問題集(CD付き)を買い母から習っていた事がある。
実家に帰ると息子は父と一緒にTVで中国の歴史ドラマのDVDを見て、中国語の音声と中国語の字幕(日本語無し)で見ていた。
こちらには、市販の問題集はどんなものを選んだのかを書いています(「灘高校を目指すお子さん」向けに息子からのアドバイスを載せていますのでよろしければご覧ください)
小学2年生のころから市販の問題集や通信教育などと併用して進学塾開催の全国模試を受けるようになる
くもん、学研の小学生向けの学習ドリル。Z会通信教育。
市販の小学生向け中学受験問題集で、全教科のうち1日3教科を選択。(自分で時間割を作成、平日毎日短時間でもする。土日はお休み)
一日一回読書。
時々、夫が本の読み聞かせ。
ベネッセのBE-GO Global。
ディズニービデオ、Richard ScarryなどDVD。
おもちゃ、TVゲームで遊ぶ。
この時から四谷大塚の全国統一小学生テストを受けるようになる。
小学3年生でくもん学研のドリルを終了し、子供は中学受験向け問題集に取り組んでいく
くもん、学研の小学生向けの学習ドリル終了。
中学受験向け問題集が中心。3教科選択し毎日。土日休み。
一日一回読書。
ベネッセのBE-GO Global。
Z会通信教育。
ディズニービデオ、DVD。
おもちゃ、TVゲームで遊ぶ。
小学4年生から中学生向け教科書ガイド(理科・社会だけ)を読んだり、少しずつ自分で勉強する事を覚えていく
引き続き市販の問題集をしていた。3教科選択し毎日。土日休み。
ほとんど自分で勉強するようになる。
途中から中学受験向けの問題集や学習をやめて、中学生向け教科書ガイドなどの中学教育の勉強範囲に移行。(小学課程の難易度のやや高い程度の学習を終えていたので)
難易度の優しい中学生向け問題集も並行学習。
一日一回読書。
ベネッセのBE-GO Global。
Z会通信教育。(市販の中学受験問題集ですでに小学課程は理解出来ていたが、基本的な事をしっかり復習させるために続けていた)
おもちゃ、TVゲーム。
小学5年生から全教科自分で勉強するようになり、スタディサプリで基礎知識を増やす
難易度の優しい中学生向け問題集。3教科選択し、毎日。土日休み。
問題集も自分の好みで書店でじっくり見て選んでいくようになっていった。
勉強量が増えて読書は土日に。
スタディサプリ(当時は小学生向けに勉強サプリ、また中学生以降は受験サプリだったと思います)に入会する。
ベネッセのBE-GO Global。
Z会通信教育。
おもちゃよりもTVゲームで遊ぶ機会が増えるが、積み木とブロック、プラレール、トミカは好んで遊んでいた。
(この4つのおもちゃを混ぜて、積み木とブロックで建物や線路、道路を作り、プラレール、トミカを並べて街を作るのが小さい頃から好きだった。今はPCゲームで街育成シュミレーションゲームをしている)
小学6年生で高校への数学に取り組む
市販の高校受験向けの基本的な内容の問題集。3教科選択し、平日毎日。土日休み。
月刊「高校への数学」を自分で選び購入、勉強。
土日だけ読書。
ベネッセのBE-GO Globalを終了。
スタディサプリで中学範囲も基礎的な事を習得していく。
Z会通信教育(小学生クラスを終了)。
おもちゃよりもTVゲーム。
つみき、ブロック、トミカ、プラレールは引き続き遊んでいた。
中学1年生〜新中学2年生の春まで自分で勉強を続けて休日も学習するようになっていった
毎日、短時間だが休日も勉強するようになる。
「高校への数学」など、市販の高校受験問題集を自分で選んで学習。
Z会通信教育(特進クラス)を受講。 読書はほとんど無し。
スタディサプリ継続。
TVゲーム(マインクラフト、FPS)に夢中。
※この頃くらいから読書をしなくなる。しかし灘高校に入学してから、
昔学問に秀でた人の考えなんかを今の時代になっても知る事ができるってやっぱり読書って大事だなと思う、
紙で出来た本から学べる事って沢山あんねん
と再び本を色々と読むようになりました。
特に大学で教えていた先生、偉人、作家、思想家、その他古文や漢文、英文などの本が多いです。
デジタル本もありますが息子は紙で出来た本がやっぱり一番見やすいと従来の本を購入、特に古文は和歌集など昔の人の文章が美しくて、読んでいて気持ちが綺麗になると言って最近よく読んでいます。
専門書などは価格が高い事もあるので古書店も通うようになり、古本を購入していました。
息子は中学2年生になると、塾に行きたいと自分から言うようになった
毎日、短時間だが休日も勉強。市販の高校受験問題集を自分で選んで学習。
通信教育(特進クラス)に飽きてくる。
より難しい内容を詳しく教えてもらいたいと密かに思っていたようで進学塾を自分で探し出す。
TVゲーム(マイクラ、FPS)に夢中。
スタディサプリは入塾するまで利用。
中学2年生になった春、
塾に行きたい!
と塾の春季講習へと通いだす。
子供中心の家庭で一日中息子は遊んでいたが、ゆっくりと学力は成長して東大生になっていった
息子に叱らない夫に歯痒く思ったこともある
息子が幼稚園卒業までは息子中心の生活環境で、生活の中で躾として時々注意する事はほとんど私の担当でした。
夫は子供のしたい事は一切怒らなかった(「親が両方怒ると子供に良くない、どちらか注意した時は子供の逃げ場を作ってあげないと。一人はフォローするのが良い」と言う考えを夫は持っていた)ので、リビングは息子のおもちゃや知育玩具で散らかり、テレビは息子の好きなディズニービデオやDVDで占領されていました。
テレビデオとテレビの二台ありましたが、夫も私もTV番組で見たいものが無かったため自由に使わせる事が出来たんだと思います。
一日中息子は「遊びながら遊び疲れて寝る」を繰り返していました。
遊ぶのも庭で遊んだり家の中で遊んだり、友達と家の中や公園で遊んだりしていました。
親は高学歴ではないが雑学や知識にふれるのが好きだった
昔から世の中の雑学的な事を知る事が好きな夫だったので、息子に「これはこうなってるんだよ」と色々と面白い話や偉人のエピソードを教えていました。
ジャンルは科学、乗り物、天体、人物、歴史、アニメ、漫画、昔話など多岐に渡っていて、息子は目を輝かせて興味を持ってウンウンとうなづいたり、時々「あはははっ!」と笑って聞いていたのを今でも覚えています。
勉強とはあまり関係ありませんが、世界中には自分の知らない事、面白い事もたくさんあるんだなと父親から情報を得て、自分で調べたりする興味が増えていったのもあるかもしれません。
現在は自分で気になるとすぐにネット検索したり、書店に行って本を探したりして情報を仕入れています。
一方、私は息子が生まれる前から趣味で細々と大学受験レベルの勉強を自宅でしていました。
家に高校時代の参考書があったのでなんとなくしていただけなんですが、6年経った途中で飽きてやめてしまいました。
今は健康の事やその他のことなど大学やその他研究機関の論文を読むのが好きで時々ネットで調べています。
本棚には大学受験問題集や図鑑や資料集が並ぶリビング
私の購入した参考書や大学受験問題集、夫の仕事に関係する図鑑や資料集や専門分野の洋書と、息子の絵本と問題集が一緒に本棚にならんでいました。
家の1階に本棚が1つしかなかったせいですね
それらが常に目の前にあったから、息子も幼い頃から勉強を意識するようになったのかもしれません。
数学の公式は大切だと思った時は息子が小学生の時でも教えたが4個程度しか教えていない
数学の公式は息子が小学生の時でも中学、高校の公式を教えていました。
おそらく、私が勉強できなかった中学2年時に独学で数学の公式を根本からじっくり知ろうと何度も読んだり書いたり調べたりした事が後になって役立ったのかなと思います。
数学の「いろいろ考える楽しさ」を公式の成り立ちから教えると息子はより興味を持って自分から数学を勉強するようになっていきました。
全部の公式を教えた訳でなく4つほど教えた程度です。
※「微分積分読本 1変数」を書かれた日本の数学者、小林昭七先生の本の前書きにも公式の深い理解はとても大切だという内容が書かれていたので私の教え方は間違ってなかったんだなとホッとしました。
現在は英語や国語のほうも得意になってきています。
元々語学に興味があった子なので、自然とそうなっているんだと思います。
子供は問題集や参考書を読んで勉強している親の姿にも影響を受けたのかもしれない
夫も仕事の関係で急に英語の学習をし始め、色々と英語の本や教材、単語集など、ありとあらゆる本を買い一時期勉強していました。
夫の英語習得の苦労の跡がありますね・・、中国語は息子の趣味です
ちょうど息子が生まれてから勉強するようになったので、父親が常に英語の本を読んだり、英語圏の映画を見たり、ロゼッタストーンで英語を話す練習をパソコンに向かってしていたのを息子は横で見ていて何かを感じ取ったのかもしれません。
当時のことを振り返ると、普段の親の真似を子供はするのかな?と思いました。
保護者の方が忙しくて勉強を見る時間がないご家庭は学習塾や通信教育で充分だと思います。